2017年03月24日

清水エスパルスユース ドイツ・オランダ遠征レポートC


清水エスパルスユース
ドイツ・オランダ遠征レポートC


3月22日(水)

ドイツ遠征折り返しに当たる遠征5日目。
試合がないこの日はドイツのサッカーを外から見て感じ、充実した時間を過ごすことが出来ました。


午前はシャルケ04の施設を訪れ、トップチームのトレーニング見学、スタジアムツアーに参加しました。

練習場の隣に併設されているスタジアムVeltins Arenaは、6万人を収容し、多くのヨーロッパのクラブが目指しているUEFA5つ星に認定された(チャンピオンズリーグ決勝などの開催を可能とする権利)ドーム型の素晴らしいスタジアム。





















トップの練習はその隣のグラウンドで行われ、まずユースの選手が驚くほどの「近さ」で練習を見学することが出来ました。









目の前でトレーニングをしている内田篤人選手に選手たちは興奮を隠せない様子で、食い入るように見学をしていると、練習終了後に内田選手からこちらへ挨拶に来て下さり、ブンデスリーガで活躍する日本人選手との生のコミュニケーションの時間を作って頂きました。更にはその様子をシャルケのオフィシャルfacebookで紹介して頂くなど、そのホスピタリティの高さに、私達も学ばなければいけないことが数多くあると、今回の訪問、視察で多く感じ取らせて頂きました。







快く私達の訪問を受け入れてくださったシャルケ クラブ関係者の方々に、心より感謝申し上げます。



午後は、シャルケからドルトムントへ、ドイツ対イングランドの国際親善試合を観戦に向かいます。

香川選手の存在で身近に感じているはずのsignal iduna park。ただ、初めて生で見た壮大なスタジアムには選手達も圧倒され、ただただその場に居れる喜びを感じているように見えました。









この試合は、ただの因縁深いドイツ対イングランドという試合ではなく、ドイツが生んだスタープレーヤー ルーカス・ポドルスキの代表引退試合という、大きなサブタイトルが乗った世界中でも注目されるビッグカードでした。

目の前で淡々と行われるイングランドGK ジョー・ハートのアップを一番近くで食い入るように見るGKの天野、梅田、楠本選手と羽田コーチ。

テレビでしか見たことのない選手が目の前で実際にプレーしている姿に目が釘付けになる選手達。

きっとあっという間に時間が過ぎてしまったでしょう。









高い攻撃的組織力でイングランド優位な状況で進む試合、両者の素晴らしいクオリティのプレーとスピード、そしてポドルスキの感嘆と拍手以外出てこないスーパーゴール。

たった数時間で起きた出来事が私達の人生の記憶に大きく残るような瞬間となり、その場に立ち会えた事を本当に幸運だと、そしてプレーする以外にも、こんなにもサッカーから学べることがあるんだと選手たちも実感した時間になってくれたと思います。


深夜0:30、帰宿。
明日は午前のトレーニングから、バスで300km移動し、マインツとの試合が組まれています。サッカー選手になるという目標が、大きな夢をサッカーのおかげで持てるという自覚が、その夢がどれだけ素晴らしいものなのかが、明日のピッチで、彼らのプレーで見ることが出来たら、私達スタッフも嬉しく思います。








〜選手コメント〜

MF 宮本優
「シャルケの練習見学をし、代表に招集されていないメンバーがボールを使わないコンディショニングトレーニングを行っていました。片足ジャンプのトレーニングでは外国人のバネが凄かったが、内田篤人選手も軽やかにメニューをこなしていて体の使い方次第では日本人でも通用するんだなと思いました。練習後には内田選手が僕たちのところに話をしに来てくれて凄く感動しました。気さくで優しい内田選手に心から感謝したいです。」


GK 天野友心
「ドイツ対イングランド戦は興奮しっぱなしでした。ルーカス・ポドルスキの引退試合ということもあり、サポーターも熱く、6万人以上の声援が心に響きました。イングランド代表ゴールキーパーのハート選手のウォーミングアップを20メートルの近さで見ることができて感動しました。試合中はずっと鳥肌が立っていました。ハート選手やシュテーゲン選手のフィードやポジショニングは、自分が思い描くさらに上をいっていて、今の3倍以上考えて、練習して、実戦で自信をつけなければ、ただの夢物語で終わってしまうと実感しました。今日のこの経験は一生に一度の財産になると思います。本気でサッカーって凄いなと心から思え、ある意味で凄く疲れた一日でした。」