▲左から久保山選手、山崎選手、森岡選手
<午前>
今日は曇り。重たい空に時折雨がちらつくが、ここ数日の雨に比べればなんの問題もない。そして風がやんだのも過ごしやすく感じる要因になっているに違いない。
引き続き塩沢、大榎、高木、オリバ、吉田、澤登選手が別ニュー調整。鈴木浩選手は復帰した。塩沢選手がプロテクターを外しての歩行に入った。オリバ、澤登両選手は筋肉の張りが引かず調整に逆戻り。2〜3日は様子を見ることになった。吉田の足首上の打撲は少々長引きそうだ。
今日の練習は、再び攻守の切り替えを早くするコンビネーションプレーの練習だが、攻撃側の2人がボールを失った瞬間に1人が敵チームの攻撃に参加し、1人が守備にまわるなど少し難しい内容だった。戦術的にも攻守の切り替えを早くする練習がほとんどなだけに、このキャンプからはゴールキーパーも違ったプレーやボールの出し方を求められている。そこで、練習後に真田選手に聞いてみた。
Q 監督が代わり、だいぶ戦術も変わりました。「早く」という声が監督から飛びますが。
A まだ、自分のものになっていないですね。僕の理解能力が遅いのかもしれないですけど…。早くのみ込めて自分のものにできればと思います。(監督は)求めるものが非常に高いので、それに応えていくのが大変です。今まで本能でやっていた部分があるから、選手も理解できるまでには時間が。「早く」って言われるのは、たとえば、靴下はいて靴はいてって着るものが決まっていればすぐにできるけど、洋服ダンスを見ながらどれにしようかな?って悩んでいると僕がカミさんに「早くしろ」って言っちゃうのと同じかなと(笑)。
Q 今季の目標は?
A チャンピオンシップを取ること。それにつきます。1月1日に負けて悔しい思いをしたのでまずは3月3日に向けてがんばります。
またここ数日、この練習では主力と若手にはっきりと分かれて練習をしているため、Jリーグ新人研から帰ってきた若手にとっては悔しさと焦りが募る。そこでレフティーのボランチ鈴木隼選手に話を聞いた。
Q キャンプはどうですか?
A 楽しいですけど、やり足りないです。トップとサブに分かれて練習をするし、トップに入ってやりたいので、焦ってしまいます。もちろんゲームに出たいので、紅白戦などで一生懸命やっていればきっといことがあると思って頑張っています。
<午後>
今日の午後は、本格的な30分2本の紅白戦を行った。メンバーは澤登選手と吉田選手が怪我のため、ボランチがいなかった。そのため、古賀選手と戸田選手を交互に起用した。
主力メンバーは次の通り。
GK…真田
DF…斉藤、森岡、戸田/古賀
MF…市川(右)、伊東、古賀/戸田、アレックス(左)
MF…横山、久保山(トップ下)
FW…バロン
ゲームの中では、徐々にサイドからのクロスがバロンの頭に合うようなシーンがあり、タイミングは合ってきているようだ。しかし、やはりプレッシャーがある中ではなかなかゴールは奪えなかった。攻撃スタイルは基本的に速攻が基準で、特にサイドには流れの中でダイレクトにクロスを挙げることを要求。FWがまだ前線まで詰めきれない場面もあったが、とりあえずはボールを持ったらまず前へという姿勢で、クロスのタイミングを前線には合わせず、あえて、スピードにのった状態で上がってくるクロスを目指してFWに早くゴール前に詰めるように要求しているようだった。
前半にアレックスからのパスを久保山選手が決め1点。2点目は森岡選手のロングスルーから久保山選手がつなぎ市川選手がゴール。2点は今シーズンの指示でもある市川、アレックス両選手がサイドから中に入る動きから生まれたものだった。1失点もあったが、まだ戦術が浸透するまではある程度仕方がないだろう。2本目は古賀と戸田のポジションをチェンジして挑んだが、アレックスの個人技で1点をさらに追加した。今日の紅白戦について、古賀、戸田両選手のボランチ起用については「シーズン中に怪我人が出ることもある」と、ボランチ候補ではなく、あくまで怪我人が出たことでの対応としたながらも、「古賀も戸田も悪くない」とまんざらでもない様子だった。白チームでは「鈴木浩介も点を取ったし、山崎、池田がよかった」とめずらしく個人名を挙げた。
ボランチではフィードの良さが光った戸田にボランチの感想を聞いたところ「楽しかったですよ。ただ僕のボランチがチームでいきるかはまた別の問題」と今日の起用理由を知っているだけに冷静だった。
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