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【仙台戦プレビュー】~仙台2連戦の初戦。勝ってリーグ戦にプレッシャーを~

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エスパルスはルヴァンカップ2戦2敗。全6試合で行われるこのグループステージにおいて、これ以上の負けは苦しくなるだろう。

エスパルスのルヴァンカップ前節は、12日の札幌戦。今季公式戦初先発となった小野伸二にボールを集める札幌だったが、前半にシュートを打たれたのは1本だけ。逆にエスパルスは、村田和哉のクロスにミッチェル デュークがヘディングで合わせてリズムを作ると、この日がデビュー戦になったチアゴ アウベス の強烈ミドルなど個の力を見せていた。しかし、勝負を分けたのは、またしてもセットプレー。81分、菅大輝の左CKを進藤亮佑に合わされて失点。これが決勝点となった。試合後、
今日の試合はチームとして組織されていなかった
と杉山浩太が反省を語っている。アウベスに加えて、カヌ、平墳迅と3人が公式戦初先発となっており、コンビネーションに問題がない訳はない。過密に日程になっており、特別に合わせるという時間もそれほどなかった。そう考えると、攻撃の形を作り出すのは難しかったのかもしれない。しかし、それでもこの試合の失点は最小失点の1。これまで2試合で2失点と守備の土台の部分は崩れていない。そこから先の面での改善を見せるところが今節の戦いになる。

仙台は、第1節FC東京戦で0-6と大敗。その重苦しい雰囲気から、前節は磐田との対戦となった。その状況を変えるべく、クリンスランを今季初の先発に起用。またリーグ戦に出場している平岡康裕なども先発に名を連ねた。立ち上がりは磐田のペース。12分、磐田のシュートをシュミット ダニエルが連続セーブで凌いでいたが、川辺駿のシュートがネットを揺らす。これはオフサイドの判定で最大のピンチを脱した。後半に入ると、仙台はプロ初先発の佐々木匠を中心にゴールに襲いかかる。51分、佐々木のスルーパスに抜け出したクリンスランが押し込み、初先発コンビでゴールを奪った。さらに68分には、佐々木の鮮やかなループシュートが決まって追加点。ルヴァンカップ初勝利を挙げた。

仙台は、ルヴァンカップの初戦の0-6、さらにリーグ6節浦和戦の0-7など、大会は違えど大敗のイメージが強い。しかし、小林伸二監督によると、
前掛かりになった時に大量失点をしている。でも、しっかり守ると1-0で勝てるチーム
と話している。安易に攻めると、仙台のカウンターを受けてしまう危険性もあるため、やはりリスク管理が必要なことは変わりない。それでも、点を取らなければ勝利はない。そのバランスが求められる試合になる。

勝つことで、次のリーグ戦にもプレッシャーを与えることになる

小林監督が言うように、このカップ戦で勝って、続くリーグ戦でも勝つ。チーム総力戦で仙台に勝つということが求められる。リーグでも現在2戦で引き分け中と勝ち星を稼げていない。この状況を打開するために、勝利することが大事な試合になる。



 公式モバイルサイトでは、小林伸二監督と選手の試合前日コメントを公開!! 


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2017 Jリーグ YBCルヴァンカップ グループステージ 第3節 
4月26日(水)19:00キックオフ 

ベガルタ仙台 vs 清水エスパルス
@ユアテックスタジアム仙台
<テレビ/ラジオ中継>
スカパー!(Ch.801)
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