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【仙台戦プレビュー】~4月最後の試合を勝利で締めくくり、一桁順位へ~

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絶対に負けない
と小林伸二監督は語気を強める。

今節の4日前に行われたルヴァンカップグループリーグ第3節はアクシデントの連続だった。試合前のアップでカヌが右内転筋を痛め、急遽出場を回避。代わりに怪我明け初めての実戦となる竹内涼が先発となった。そんな苦しい状況ながら、エスパルスが先制する。31分、中盤で新関成弥のカットからミッチェル デュークがボールを拾い、右サイドに展開。村田和哉がボールを受けると、中央に折り返す。そこに合わせたのはチアゴ アウベス。

右足でゴールを決めたのは、あまり記憶がない
と振り返るゴールで、チームとしてもルヴァンカップ初得点を記録。しかし、このまま優位に試合を進められなかった。前半アディショナルタイムでフレイレが2枚目のイエローで退場してしまうと、その悪い流れのまま挑んだ後半は、開始数秒で失点。そこからさらに2点を加えられ、勝ち点3は今回も奪えなかった。この悔しい負けを取り返すのは、今節に勝つことしかないだろう。

仙台はルヴァンカップでエスパルスに勝利したものの、今節はまた違った「リーグ戦用」のメンバーで来る事が予想されている。リーグ戦の成績を見てみると、3勝1分4敗で13位、勝ち点はエスパルスより1つ少ない10。失点は18とJ1で最も失点が多い。もちろん、第6節浦和戦の0-7というスコアなどが響いていると思われるが、失点の時間帯を見ていくと、16分から30分までの時間帯に5失点、続く31分からの前半終了までで3失点、そして後半開始から60分までの失点が5失点という特徴がある。つまり、16分から60分までの間で、13失点を喫していることになる。

逆にエスパルスの得点時間帯を見ていくと、仙台の失点が多い時間帯には2得点しか挙げられていない。ルヴァンカップでも得点を挙げた直後から何度かチャンスを作っているため、まずはこの時間帯に得点を取ること。さらにそこから追加点を挙げるということが一つの攻略パターンになりそうだ。それは、今回が古巣対決となる六反勇治も、
先制点を取れば、相手は崩れる
と言い切っている。ここまで4得点とチームで最も点を取っている鄭大世、前節でJ1リーグ20,000ゴールを決めた金子翔太、公式戦2試合連続ゴール中のアウベス、そして怪我から復帰の北川航也など攻撃陣はより充実しているため、得点を奪うことは間違いないだろう。それをどの時間帯で取るか、そしてそこから畳み掛けられるかということが、今節は大事になりそうだ。

同じ相手に、2試合連続で負けるわけにはいかない
白崎凌兵もリベンジに燃えている。

そして何より、今節はホームゲームとなる。今季これまで4度対戦して未だ勝ち星を挙げられていないが、それも今節で終わりにしたい。アイスタでまずは1勝。そうなれば、これまでの状況とは一変することは間違いない。大勢詰めかけるサポーターに勝利を届けて、選手、サポーターで盛大な勝ちロコをしよう。その勢いを持って5月を迎えたいところだ。



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2017明治安田生命J1リーグ 第9節   
4月30日(日)13:00キックオフ 

清水エスパルス vs ベガルタ仙台
@IAIスタジアム日本平

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