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【FC東京戦プレビュー】~アイスタでの初勝利をリーグでも~

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アイスタでの1勝。それはチームを大きく変えることになるのか。それがこの試合で試される。

エスパルスが次に狙うのは7戦勝利がないリーグ戦での勝利だ。リーグ前節横浜FM戦は、序盤に先制されたものの、後半開始直後に攻撃のギアを上げると、白崎凌兵のゴールで同点。ただ、ここからの戦い方が良くなかった。逆転への思いが強すぎ、全体的に前がかりになってしまうと、その裏を突かれてカウンターを受けてしまう。ウーゴ ヴィエイラに押し込まれて再び突き放されると、終了間際にもカウンターからゴールを決められて1-3とされて試合終了。ただ、点差ほどの内容ではなく、抑えるべきところで抑えるということがいかに大事かということを痛感させられる試合になった。ここが今節の課題となる。

一方、FC東京のリーグ前節は甲府と対戦。その試合は、いきなり動いた。開始早々の2分、右コーナーキックのチャンスに、エリア中央で高萩洋次郎が移籍後初ゴール。FC東京が幸先よく先制する。そのままペースを作る展開となるが、思わぬところに落とし穴。44分、中盤で田邉草民のバックパスを狙われ失点。まさかの形で同点に追いつかれた。その後も、FC東京が攻め続ける展開となったが、甲府の5バックを最後まで崩すことができず2試合連続のドローに終わった。

FC東京は現在6勝3分4敗の6位。リーグ序盤は2位に浮上も、ここ3試合は勝ちがない。そして、攻撃陣が苦しんでいる状況だ。今節2トップでの先発が予想される大久保嘉人はリーグ3試合ノーゴール。昨季は15得点、15年には23得点で得点王となった大久保が、リーグ13試合を終えて4得点では物足りないだろう。そして、ピーター ウタカはリーグ戦では8試合ノーゴールが続いている。チームとして1得点は奪っているものの、2点目を決められていない。

甲府戦を見た感じでは、まだ個人の能力に頼っている印象がある
と白崎も見ているように、コンビネーションが上手くいっていない印象だ。ただ、そこはタレント揃いのチーム。カップ戦前節で連動した動きからウタカが抜け出してシュートを放ったように、一つ噛み合えば恐いチームであることは間違いない。

エスパルスとしてはルヴァンカップ前節で見せたように「まずは守備から」という戦い方になる。リーグでも、ここ数試合は得点を取れてはいるが失点が増えているため、昨年から積み上げてきた意識をもう一度思い出したいところ。それでも、好調な選手が揃っている前線は、ゴールを奪ってくれるはずだ。

今節は同じ相手、そして同じスタジアムで戦うことになる。先勝したことは、アドバンテージになることは間違いない。しかし、枝村匠馬が、
一度勝ったが、次はまた別の試合。もう一度やり直して今節に向けてやっていきたい
と話しているように、気を緩めることなく戦うこと。連戦の影響もあってけが人が増え、チーム事情は苦しくなっているが、ここをチーム一丸として乗り越えることで、より強い組織ができるはずだ。

今季「ホームで勝てない」と言われ続けてきたが、公式戦9戦目にしてその呪縛から逃れられることになった。アイスタで連勝へ。ホーム3連戦の最後を勝利で飾ってブレイク期間に突入しよう。



 公式モバイルサイトでは、小林伸二監督と選手の試合前日コメントを公開!! 


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2017明治安田生命J1リーグ 第14節   
6月4日(日)13:00キックオフ 

清水エスパルス vs FC東京
@IAIスタジアム日本平

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