NEWSニュース

【G大阪戦プレビュー】~クラブ創設25周年記念マッチを勝利で祝おう!~

©︎︎︎S-PULSE

1992年7月4日、長居でG大阪と初めての有料試合を行い、産声をあげたエスパルス。数々の選手、スタッフ、サポーターなど、多くの人の努力の積み重ねが25年という歴史を築き上げた。今節「クラブ創設25周年記念マッチ」として多くの注目を集める場に相応しい戦いを見せたい。

前節札幌戦は悔しい敗戦になった。序盤からロングボールを放り込む札幌に対して、エスパルス守備陣は何とか跳ね返す状態が続き、6分ついに耐えきれずに失点。ク ソンユンのパントキックを、カヌがヘディングで六反勇治に渡そうとしたボールを奪われ、そこからゴールを割られた。ただ、ピンチはその最初の時間帯だけ。それ以外の場面ではほとんどエスパルスがボールを保持する。8試合ぶりに先発した金子翔太を中心として、コンビネーションからチャンスを作り出し、相手守備陣を翻弄する場面も作れていた。終盤のパワープレーでもゴールを決めることができず、1点が遠い試合になってしまったが、前半から見せていた「意図的に相手を崩す」形は見えてきている。

今節は鄭大世が累積警告で出場停止となり、
「大世選手はルーズなボールをマイボールにしてくれていたが、テセさんがいない分、ロングボールよりは、中央のコンビネーションを優先した方が良いのかなと思う」
と金子が想像するように、さらに人とボールが動くようなサッカーが求められることになりそうだ。

G大阪はAFCチャンピオンズリーグの開催で順延されていた影響で、5日水曜日に第13節鹿島戦を行っている。序盤からG大阪が攻勢に出て、27分に最初のチャンスを作る。長沢駿が一瞬の隙をついてディフェンスの裏に抜け、GKと1対1のチャンス。これを決めきれないでいると、55分だった。右サイド深い位置でパスを受けた遠藤康が、チップキックでゴール右角を通す芸術的なシュートで鹿島が先制。そのまま試合も後半アディショナルタイムへと進むと、G大阪がゴール前の混戦からGK東口の執念のダイビングヘッドもゴールとはならず90分の死闘の終了を告げる笛が鳴った。

G大阪としては中2日となるハードスケジュールでこの試合に臨むことになる。身体的に疲れがあることは間違いない。ただ精神的には、大一番を落としたショックはあれ、悔しさをこの試合にぶつけてくるだろう。確実に言えるのは、エスパルスと古巣対決となる長沢、藤本淳吾、三浦弦太の3選手、さらに長谷川健太監督にとっては普段の試合と異なる気持ちでぶつかってくることだ。

「too much(=気合いが入りすぎる)になることが、良い方向に転ぶかもしれないし、悪い方向に転がるかもしれない」
と小林伸二監督は考えている。いずれにしても、エスパルスにとっては恐い存在。特に今季からG大阪に移籍した三浦は、いまや日本代表に選出されるほどの成長を遂げている。このことがエスパルス若手選手にとっては刺激にもなっており、北川航也は、
「去年まで紅白戦で対戦していた三浦選手と対戦するのは楽しみ。身体能力の高い選手だが、ウイークポイントはあると思う。自分の特徴である裏に抜けるプレーで仕留めたい」
と対抗意識を燃やしている。エースを欠く攻撃陣の奮起は絶対に必要なこと。鄭大世が持っていない個性で、G大阪ゴールをこじ開けてくれることに期待したい。

G大阪とは、これまで12戦勝てていないが、昨季の天皇杯の激闘、さらに今季アウェイでは1-1のドローと確実に勝利には近づいている。後半戦のスタートを勝利で飾り、勢いをつけたい。



 公式モバイルサイトでは、小林伸二監督と選手の試合前日コメントを公開!! 


**********

2017明治安田生命J1リーグ 第18節   
7月8日(土)18:00キックオフ 

清水エスパルス vs ガンバ大阪
@IAIスタジアム日本平

<テレビ/ラジオ中継>
DAZN
エフエムしみず

公式モバイルサイトでの『LIVEテキスト速報』でもお楽しみいただけます。 

**********

●エスパルス公式モバイルサイトへのアクセス方法はこちら>>

ニュース一覧

あなたにオススメのニュース