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【神戸戦プレビュー】~自力で残留を決める!~

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リーグ最終戦。今季はJ1復帰初年度として様々な苦労もあったが、最後は勝つしかない。
みんなが危機感を持ってやっていて、すごく良い雰囲気になっている。準備は抜かりなくできている
と主将の鄭大世も話すように、それだけの準備は整っており、また選手それぞれの顔つきも変わっている。

前節新潟戦は、完璧な試合の入り方だった。14分には松原后のクロスに金子翔太が合わせて先制。さらに、29分には金子が鄭大世とのワンツーで抜け出してクロス。このボールに北川航也がワントラップから押し込んだ。2-0で前半を折り返すと、後半は悪夢の展開が待っていた。直前に鎌田翔雅がケガでピッチ外に運ばれ10人になったところで、71分、ホニに豪快なゴールを決められて1点返される。さらに85分には加藤大に直接FKを決められて同点。そして、89分には酒井宣福のクロスが直接ゴールに吸い込まれて逆転。まさかの試合展開になってしまった。

残念な結果になったが、
残り15分までだったが、今やっていることは間違っていないと思った。そこを示せたので、次は90分続けてやるだけ
と話すのは竹内涼だ。竹内は14年、最終節甲府戦で引き分けてギリギリでJ1残留をした、その試合を経験した数少ない選手だ。
ギリギリのところでは今までやってきたことが出る。そこは自信を持ってやるべき
とその経験を生かし、それを周りにも伝える。これまで5試合に渡って無得点だったチームが、前半だけで2得点を挙げることができた。得点力への不安はある程度解消されたと言っても良いだろう。攻守の要の選手として、チームを力強くサポートする。

神戸は前節アウェイでC大阪と対戦した。先制したのは神戸だった。11分、藤田直之のロングスローから、エリア内で渡部博文が頭で逸らすと、ファーで合わせたのは渡邉千真。チームトップの8ゴール目を挙げて試合を優位に進める。しかし、それも長くは続かなかった。41分にC大阪右サイドの松田陸のクロスに、中央に走り込んだ杉本健勇が頭で豪快に決めて前半のうちに同点に追いつく。67分には、丸橋祐介の右CKからマテイ ヨニッチが合わせて逆転。さらに、87分には、再び丸橋からのマイナスのボールを杉本が押し込んで3点目。神戸は2連敗となった。

それでも、神戸は攻撃陣にタレントが揃っている。ワールドクラスの選手であるルーカス ポドルスキはもちろん、前節ゴールを決めた渡邉千真、195cmの長身ハーフナー マイクなど、「全員が点の取れる選手」(犬飼智也)という強烈な個の集まりだ。たとえリードしていたとしても、一発の怖さには気をつけなければいけない。

甲府が勝利を逃した時点でエスパルスの残留が決まる。しかし、それを期待してはいけない。この試合に集中するだけだ。昨季の最終戦はアウェイの徳島戦。勝たなければいけない状況で、一時同点に追いつかれるが、そこから金子のゴールで突き放して勝利をした。大事な試合での勝負強さは、確実に身についている。この試合は、選手、スタッフ全員が神戸に行く。アウェイに詰めかけてくれるサポーター、パブリックビューイングで観戦するサポーター、全ての期待を背負った選手たちが、全員を笑顔にしてくれるはずだ。



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2017明治安田生命J1リーグ 第34節   
12月2日(土)14:00キックオフ 

ヴィッセル神戸 vs 清水エスパルス
@神戸総合運動公園ユニバー記念競技場

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