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【名古屋戦マッチプレビュー】~モヤモヤを吹き飛ばすゴールで、連敗ストップへ!~

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内容は決して悪くないが、勝てない試合が続いている。
前節エスパルスは、FC東京と対戦。前半からエスパルスが攻勢をかけてチャンスを作る。しかし、シュートが枠に飛ばない。6分にはフリーキックから松原后のヘディングシュートはゴールの左に外れた。さらに、19分には河井陽介が、22分、34分と竹内涼がミドルシュートを放ったがGK林彰洋を脅かすシュートを打てなかった。結局枠内シュートは、18分、金子翔太がエリア内で2人かわしてシュートも林にセーブされてポストに当たった場面、そして44分の石毛秀樹のシュートがGKの正面に飛んだシーンのみ。後半を含めても、金子が右サイドから切り込んで左足で放ったシュートくらいだろう。逆にFC東京は、前半はシュート1本に終わったものの、59分に永井謙佑に裏に抜け出されて六反勇治と1対1になると、ボールを少し浮かせてゴールに流し込んだ。2本目の枠内シュートでの得点となった。結局このゴールが決勝点となってエスパルスは3連敗。

エスパルスは、ここ5試合で1得点しか挙げられていない。決定機は毎試合のように作れている。しかし、
「シュートは枠に入れなければいけない」
とヤン ヨンソン監督は話すが、それは当然のこと。GKがキャッチミスをするかもしれない、弾いたボールがFWの前に転がるかもしれない、とにかく枠に飛ばして初めてゴールが生まれる。もちろんFC東京のように効率良く点が取れるのであれば一番良いのかもしれないが、これだけ苦しんでいる状況では、そこを目指すよりもまず枠内シュートを増やすことが大事になるだろう。

一方、名古屋は前節神戸と対戦した。12分、エリア内でボールを受けたチョン ウヨンが反転からシュートを決めて、名古屋は先制を許す展開。51分には、佐々木大樹の縦パスを大槻周平が落とすと、ルーカス ポドルスキが右足でコントロールしたシュートがゴールに収まる。さらに、神戸にチャンスを作られると、81分にはカウンターから再びポドルスキが左足でゴールに流し込んで3点目。名古屋は無得点で終わり、力なく敗れた。これでリーグ6連敗となってしまった。

名古屋は開幕から2連勝し、3試合で勝ち点7を獲得するなど、スタートは良かった。しかし、これまで1試合に3失点する試合が前節も含めて4試合もあるように、守備が崩壊することも多い。9試合で17失点はリーグワーストとなっている。加えて、ボランチのワシントンが出場停止。現在得点力不足に苦しむエスパルスにとっては、ここは狙い所となるかもしれない。

しかし、怖いのは攻撃陣だろう。ガブリエル シャビエルが前節から4試合ぶりに先発復帰している。まだ本調子ではなさそうだったが、チームトップの4得点を挙げており、怖い存在であることは間違いない。また元ブラジル代表のジョーもいる。エスパルスの戦い方として、「まずは堅固な守備から」という戦いのため、ここをどうにか耐えることが求められる。

エスパルス、名古屋ともに調子を落としているチーム同士の試合となり、どちらが勝利しても価値の大きな試合になるだろう。エスパルスとしては、まずは連敗を止めてホームゲームへの足掛かりを作りたい。



 公式モバイルサイトでは、ヤン ヨンソン監督と選手の試合前日コメントを公開!! 


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2018明治安田生命J1リーグ 第10節   
4月25日(水)19:00キックオフ 

名古屋グランパス vs 清水エスパルス
@パロマ瑞穂スタジアム

<放送>
DAZN

公式モバイルサイトでの『LIVEテキスト速報』でもお楽しみいただけます。 

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