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Jリーグによる制裁について

このたび、当社元社員による不正行為に関し、Jリーグ規約に基づき、Jリーグチェアマンによる弊クラブへの制裁が決定しましたのでお知らせいたします。


1.対象事案:
2012 年から 2018 年の 6 年間において、清水エスパルスの元経理担当社員が、現金回収した売掛金等の着服や、会計システム上の帳簿改ざんによる不適切な会計処理を行うことで、クラブの資金約 6,700 万円を私的に流用していた。

2.制裁内容:
(1)けん責(始末書をとり、将来を戒める)
(2)制裁金 300 万円

3.制裁の理由:
(1) 上記違反行為は、「Jリーグ規約」第 3 条[遵守義務]第 2 項及び「Jリーグ規約」第 23 条 [健全経営]第 3 項の違反に該当する。
(2) 本件の被害額は約 6,700 万円であるが、既に5,000 万円以上の返済があり、回収の可能性は高い。
(3) 犯行の動機は本人の物欲を満たすためであり、組織的関与や共犯関係はない。
(4) 一経理担当者が行った事案であるが、プロサッカークラブで発生した事案として、社会的影響度は低くない。
(5) 犯行期間は 6 年間であり、会社として内部統制機能の欠陥を看過してきた責任として 『Jリーグ規約』第 147 条[両罰規定]を適用する。
(6) クラブとしては記者会見にて本件を公にし、再発防止策を実施している。
(7) 上記(1)~(5)に対して、(6)の状況を考慮し制裁内容を決定した。

4.適用条項:
『Jリーグ規約』
第 141 条[チェアマンによる制裁および調査]第 1 項
第 142 条[制裁の種類]第 1 項第 1 号・第 2 号
第 147 条[両罰規定]

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