1月26日（土）、エスパルス後援会、選手会と共催で「S-PULSE SUPPORTERS THANKS DAY 2019」を開催しました。会場は昨年に引き続きエスパルスドリームプラザ。晴天に恵まれ、たくさんのサポーターの皆さまにお集まりいただきました。

13時から監督、選手、スタッフが登壇し開会式がスタート。

まずは左伴繁雄代表取締役社長の挨拶。
『皆さん、こんにちは。お寒いなか、これだけ多くの方にお集まりいただきまして、S-PULSE SUPPORTERS THANKSDAY2019を始められることを大変嬉しく思います。昨シーズンは、皆さんの手厚い応援で、無事公約を果たすことができました。特に終盤のサッカーは、皆さんと楽しむことができたと思います。また新しい戦力を迎えて、その延長線上に今シーズンがあります。公約として、「トップ5」という目標を皆さんにお約束させていただきました。これはあくまでも通過点で、長期視座に立った経営としてのレールの中間点であります。それを選手たちもフロントもわきまえ、今シーズンは腹をくくって戦って参ります。この目標はただの目標だと思っておりません。私達はフロントも昨シーズンから「血を出す覚悟」でやってきますが、今シーズン、この戦力とトップ5を達成するために我慢してやってきたことです。皆さんにも、心の痛むお願いをさせていただきました。それも含めて今シーズンは、ただの目標ではなくて、必達をしなければいけない大きく高い、しかも確実に超えるべき目標として戦ってまいります。これからも変わらずに、これまで以上に今シーズンの飛躍を皆さんと一緒に勝ち取っていきたいと思います。』

『フロントとしては、まだ先シーズンは続いております。今月末がフロントの最終日であります。皆さんと、今日ここでお付き合いをするイベントは、フロントでいう最終戦です。敵も味方もない、温かい最終戦として、誠意を持って皆さんに応対をさせていただきますので、どうか今シーズンの戦力を充実させるためにも、皆さまの温かいご協力をお願い申し上げまして挨拶とさせていただきます。ありがとうございました』

続いて松浦康男後援会会長の挨拶、さらにチーム支援金として1000万円のボードが、左伴社長、選手会会長の石毛秀樹選手に手渡されました。

続いて静岡トヨペットPresents 「WONDERプレイヤー賞」の贈呈式が行われました。2018シーズンJ1リーグ、ルヴァンカップ全試合を対象に、オフィシャルサイト内でファン・サポーターの皆さんに出場選手を採点して頂き、年間で最もポイントを稼いだ選手から「ゴールドプライズ」、「シルバープライズ」、「ブロンズプライズ」が決まりました。

3位「ブロンズプライズ」は北川航也選手、2位「シルバープライズ」はドウグラス選手、そして1位の「ゴールドプライズ」に輝いたのはファン ソッコ選手でした。北川選手には賞金20万円、ドウグラス選手には賞金30万円、ファン ソッコ選手には賞金50万円が贈呈されます。なお、北川航也選手は日本代表選出のため、ドウグラス選手は治療によるブラジルへの一時帰国のため、ファン ソッコ選手は体調不良のため欠席となっています。代理としてパルちゃんが目録を受け取りました。

開会式最後は、株式会社シズオカミート「しずおか和牛」贈呈式。青野博志代表取締役社長より、竹内涼選手、石毛選手が目録と、20kgのしずおか和牛を頂きました。

このあと選手たちは各自、イベントに参加することになりました。

開会式が行われた特設ステージでは、「NO.1は俺だ！コスプレコンテスト」と「新人ショー」が行われました。
「コスプレコンテスト」は、滝裕太選手、平墳迅選手、髙橋大悟選手、伊藤研太選手が本気のメイクと衣装で写真を撮影し、それをパネルにして皆さんの投票で「No1コスプレイヤー」を決定するものです。滝選手が「キャバクラ嬢」、平墳選手が「花魁」、髙橋選手が「メイド」、伊藤選手が「ウェディグドレス」でエントリーしていました。多くの方に投票していただき、見事「大賞」に選ばれたのは平墳選手。以下、2位は滝選手、3位髙橋選手、4位伊藤選手となりました。

「新人ショー」では、コスプレコンテストには参加していなかった西村恭史選手も加わり、チョコレートプラネットの「TT兄弟」で多いに会場を盛り上げていました。

またテレビ静岡のLOCOエスパルス特番「新ユニフォーム披露」&「新加入選手トークショー」も行われています。「新ユニフォーム披露」では、竹内涼選手、金子翔太選手、松原后選手、立田悠悟選手が参加。こちらは、先程とは打って変わり、今季のユニフォームを着用した選手たちがサッカーの話で盛り上がりました。

「新加入選手トークショー」に参加したのは、エウシーニョ選手、中村慶太選手。エウシーニョ選手は、「静岡には慣れましたか？」という質問に、「清水の生活には慣れました。温かく迎えてくれて本当にありがとうございます。しっかりと練習して、目標に向かって頑張っていきます」と笑顔で答えていました。

六反勇治選手が、ここでエウシーニョ選手の裏情報を教えてくれました。三保での練習では、ファンサービスをしてからジムに向かうことが恒例になっていますが、エウシーニョ選手はジムに行ってからファンサービスに向かっているとのこと。「エウソン（エウシーニョ）がジムに行って、ファンサービスに向かった時には、サポーターがいない」

鄭大世選手も、「こんな良い人なのに、印象悪くなったらダメですよね」

これを受けてエウシーニョ選手は、「これからは練習が終わったら、ジムに行かずに、ファンサービスをしたいと思います」と約束してくれました。

中村選手はファン・サポーターに言いたいことがあるようで、「（前所属の）V（ヴィ）・ファーレン長崎のことを、静岡の人は『ブイ』ファーレンと言うので、そこを直してください」とお願いをしていました。

【遊覧船乗り場】では、監督・選手と清水港クルーズ。「オーシャンプリンセス号」に乗船したのは西澤健太選手。ユースの先輩石毛秀樹選手と2人で、船内でトークショーを行っていました。おすすめの選手を聞かれた西澤選手は立田悠悟選手の名前を挙げ、「SDGs推進 TGC しずおか 2019 by TOKYO GIRLS COLLECTION」に参加したことに触れ、「違った意味での自信を付けてきた」と話すなど、自慢のトーク力を発揮。「普段のスタジアムと違って、サポーターを近くに感じられるので楽しかったです。大学ではこういう機会もなかったし、たくさんの人に支えられていることが目に見えるので、皆さんの期待に応えるという気持ちを忘れないようにしたいなと思います」と、このサポーターとの時間を力に変えます。

ヤン・ヨンソン監督、スタッフは、「ベイプロムナード号」に乗り込み、約40分の船の旅をファン・サポーターとともに楽しみました。

「ひのでマラソン×S-PULSE」に参加した梅田透吾選手。約2kmを走り、「小さい子に置いていかれそうになりましたが、楽しかったです。サポーターの方々がこうやって応援してくれているというのを肌で感じることができました。それはとてもありがたいことですし、それに応えなければいけないなと思いました」と感想を話していました。

【サウンドシャワーアーク】で行われた選手写真撮影会では、選手入場前に長蛇の列ができるほどの盛況ぶり。【プラザコート】では選手と楽しむ「ミニ運動会」では、玉入れ、綱引き、ムカデ競争が行われました。この他、【海側デッキ】では「スタンプラリー」、「サンバ隊ブース」、「パルちゃんふあふあ」、「エスパルス後援会主催『メッセージ横断幕で思いを伝えよう』」、「エスパルス後援会新規入会受付ブース」、「エスパルス公式モバイルサイト新規加入キャンペーンブース」。【スポンサーブース】として「エスパルスフォンブース」、「グリコ パワープロダクションブース」。また【3F三保松原ビューポイント】の「スイーツデココーナー」。「TAMIYAミニ四駆＆販売コーナー」では、選手たちがミニ四駆制作のお手伝いをしました。

あっという間の2時間が過ぎ、15時に閉会式が行われました。

まずはヤン ヨンソン監督の挨拶。
「本日はたくさんの方々にお集まりいただきありがとうございました。私自身、また選手、スタッフを代表してお礼を言わせてください。皆さんは12番目の選手として、去年私達に大きなパワーをくれました。それが科学反応となって、良い結果を出すことができました。去年からいる選手たち、特に若手の選手たちは成長してくれています。新しく加入してくれた選手も元気が良く、強いスピリットをこのチームに注入してくれると信じています。今後、皆さんとともに、今シーズンも良いシーズンになるように戦っていきたいと思います。（日本語で）『一緒に頑張りましょう。今年もよろしくお願いします』」

最後は、選手を代表して選手会会長の石毛選手の挨拶。
「皆さん、今日は楽しんでいただけましたか？皆さまからいただいた元気を力に変えて、目標である5位以上を勝ち取れるように1年間頑張っていきたいと思います。皆さまには昨年以上の応援で、一緒に僕たちと戦っていただけたら嬉しいです。今シーズンもよろしくお願いします」

以上でS-PULSE SUPPORTERS THANKS DAY 2019は終了。会場に集まった約4,000人の皆さま、ありがとうございました。


松浦康男後援会会長
『皆さん、こんにちは。今日のS-PULSE SUPPORTERS THANKSDAY2019に、これだけ大勢の皆さんにお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。日頃、皆さまにはエスパルスに対して熱い声援を頂いておりまして、重ねて御礼申し上げます。昨シーズンのエスパルスは、過密な日程の中で選手の皆さんはご苦労をされたと思いますが、終盤の活躍は素晴らしかったです。着実に勝ち点を積み上げて、結果として目標としていたリーグ一桁順位を確保しました。後援会としましては、ホームで勝って欲しい、ホームに強いエスパルスであって欲しいと強く訴えてまいりました。昨季は、7勝3分7敗ということで勝ち負け拮抗するところまできました。ホームでのダービー戦では素晴らしい試合内容で圧勝しました。IAIスタジアムに久しぶりに感動を呼び起こすことになりました。選手の奮闘を讃えたいと思います。今日は選手の皆さまにもご協力頂いて、皆さま方が直接選手と触れ合う企画もあるようでございます。これからの一時を、是非楽しい思い出づくりにしていただけたらとお願い申し上げて私の挨拶といたします。ありがとうございました。』


静岡トヨペット株式会社平光敬和代表取締役社長
『WONDERプレイヤー賞を設けさせていただきまして、14位から8位に上がっていただきました。すごく嬉しい！ゴールドから3つの賞を足して後援会の支援金の10分の1でしかありませんが、会社として最低10年は続けて応援できるように頑張っていきたいと思います。14位から8位、8位の次は…。ファン・サポーターの力で必ずベスト3に入っていただけるように、応援していきたいと思います。よろしくお願いします。』


株式会社シズオカミート青野博志代表取締役社長
『皆さん、こんにちは。普段はネットなどでお肉を販売しておりますので、またよろしくお願いします。ここでは、エスパルスの選手の皆さんに是非お肉を食べて頑張っていただくためにお肉を差し上げますが、サポーターの皆さんも頑張っていただかなければいけないということで、サポーターの皆さんにもお肉のプレゼントをしたいと思っています。エスパルスの公式ホームページから応募いただければ、厳正な抽選の上、1万円分の『しずおか和牛のすきやき肉（3～4人分）』を20名様、私どもは東京でハンバーグとステーキの店（oh!29 AONO MEAT 蒲田東店）をやっておりまして、そのお店の御食事券1,000円分を30名様に差し上げたいと思います。サポーターの皆さんにも「肉肉しく」応援していただければと思っておりますので、何卒よろしくお願いいたします。』