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【湘南戦プレビュー】~再開後最初の大事な試合。初勝利で勢いをつける。~

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貴重な中断期間を経て、再びリーグが始まる。

前節神戸戦のスターティングメンバーは、ほぼ昨季在籍していた選手で固め、新加入選手は中村慶太のみ。戦い方も昨季から取り組んできた堅固なディフェンスを徹底し、前線からプレスをかけられると見れば、リーグ初先発となった滝が献身的にプレスをかけていた。神戸が誇るVIP(ビジャ、アンドレス イニエスタ、ルーカス ポドルスキ)を封じ、前半は得点こそ奪えなかったが、ほぼエスパルスの流れが続いた。後半、自分たちのミスからポドルスキに決められてしまうが、その後失点を積み重ねることなく、試合は終始エスパルスのペース。88分に鄭大世のスーパーゴールが決まり、同点に追いついて試合は終了した。

内容的に見ても、戦えることが分かり、選手たちの表情に明るさが戻ってきている。この中断期間、立田悠悟はU-23選手権タイ2020予選に出場するためにミャンマーへ、滝裕太はU-20代表として、ポーランド・スペイン遠征でU-20ワールドカップポーランドに向けての最終調整を行った。立田、滝も27日に帰国し、早速28日の練習からチームに合流。本人はもちろん、指揮官としても今節の出場に関しては問題ないと見ているようだ。また残った選手たちは、神戸戦で見せた戦いを継続させるための練習を行ってきた。その中でも、シュート練習を重点的に取り組むなど、「試合に勝ちきる」という意気込みが伝わる内容だった。

湘南は、今季フレイレ、中川寛斗、武富孝介など、Jリーグで実績のある選手を補強。さらに、杉岡大暉、齊藤未月など若い世代が台頭している。「湘南スタイル」を標榜し、運動量はリーグ随一。第4節を終了した時点で、走行距離は1試合平均118.7kmで3位、スプリント回数は1試合平均201回で2位と数字でも現れている。

湘南の前節は仙台戦。43分にDFの小野田将人がドリブルで前線にまで持ち上がると、左サイドに張っていた山﨑凌吾に預け、ゴール前に飛び込む。山﨑のグランダーのクロスに小野田が合わせて湘南が先制に成功。さらに63分、梅崎司が左サイドで持ち上がり、中央に折り返すと、ペナルティアーク内でボールを受けたのは、DFの山根視来。左足で上手くコースをついたミドルシュートを決めて追加点。85分には、永戸勝也のクロスに、ハモン ロペスが頭で合わせて仙台に1点返されてしまうが、何とか逃げ切り2勝目。湘南は一時公式戦3連敗を喫するなど、チームとして沈んだ時期もあったが、現在は公式戦2連勝中と息を吹き返している。

運動量豊富な湘南は、常に前線からプレスをかけてくることが予想される。特に自陣でボールを持った時には素早い判断が要求され、ミスをすれば致命的になってしまう。また、前節のようにDFであれ攻撃参加してくるという全員サッカーは、エスパルスとしては注意しなければいけないところだろう。ボールを持った時の速攻と遅攻の使い分けが、これまで以上に重視されることになる。

エスパルスは、リーグ戦ではここまで未勝利。アイスタで初勝利をつかんで、序盤の出遅れを取り戻していきたい。



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2019明治安田生命J1リーグ 第5節   
3月31日(日)14:00キックオフ 

清水エスパルス vs 湘南ベルマーレ
@IAIスタジアム日本平

<放送>
DAZN/エフエムしみず

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