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【清水港開港120周年記念合同事業記者会見】会見レポート

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本日、静岡市内にて清水港開港120周年記念事業におけるエスパルスとの合同事業発表記者会見が行われました。概要および会見のコメントは以下の通りです。


出席者:
清水港開港120周年記念事業実行委員会 会長 酒井公夫
同委員会 事務局長 野村一正
株式会社エスパルス 代表取締役社長 左伴繁雄


<酒井公夫会長 コメント(要約)>

120周年記念事業の内容にて、ご説明いたします。
120周年記念事業は、7月13日~15日の『海の日』を含む3連休に開催する『開港祭』に向けて、準備を着々と進めているところでございます。
この『開港祭』では、“日の出会場”、“江尻会場” の2つの会場をメイン会場として、清水港の『過去、現在、未来』をテーマに展示、シンポジウム、産業フェア、などを展開していく予定でございます。
“過去”をテーマとする会場は、マリンビルの1階多目的ホールにおきまして、清水港の歴史を取り上げ、現在の清水港の成り立ちを地元企業・団体の皆さまにもご協力いただき、写真や展示物で紹介していきます。
“現在”は『しずおかオンリーワン&ナンバーワン フェア』と銘打ちまして、「日本一」や「ただ一つ」の産業・文化にスポットを当てて、「現在の魅力」をPRしていきたいと思います。
ナンバーワンのものとしては、「マグロ、お茶、プラモデル、エアコン、ボール」など、オンリーワンでは、「港かっぽれ、コスプレ、景観」などを発信していきます。
“未来”をテーマとするものはマリナートを会場に、「みなとまちづくり」に関するシンポジウム等を行います。
また、まちづくりの要素として非常に大事なものとなりますモビリティ(乗り物)については、『次世代モビリティ見本市』として、セグウェイやグリーンスローモビリティ、オンデマンドタクシー等の体験乗車、最新技術の展示などを予定しております。
以上が、主要企画でありますが、その他にも同期間内に、ステージイベントやマルシェ、港かっぽれ、輸入ボールにちなんだストリートサッカー、ストリートバスケなどの催す予定でございます。多くの皆様にご参加頂ければと思います。


<野村一正事務局長 コメント>

120周年記念事業の概要についてご説明させていただきます。
まず、事業の背景についてですが清水港は、日本を象徴する富士山をはじめ、三保松原や日本平、久能山東照宮などの自然・文化・歴史的遺産に囲まれ、類まれなる“場の力”を有する県内屈指の観光拠点でございます。
また、古くから海と港によって賑わい、巴川の川湊をはじめとし、日の出地区、江尻地区を中心に発展を遂げ、1899年には 全国で博多港など同時に8番目の港として開港しております。
現在の清水港は、コンテナ物流の拠点である新興津地区から、三保半島先端の三保地区に至るまで、工業・物流・賑わい・海洋レジャー等、多様な機能がコンパクトに集積した港を形成しております。
2017年度には、港湾別貿易額ランキング全国10位、コンテナ取扱量全国9位と、コンパクトながら生産性が高く、全国でもトップクラスの港となりました。
一方、日の出地区では、平成2年大型クルーズ船のクイーンエリザベスⅡが寄港し、これを契機として客船誘致委員会が設立され、今日に至るまで、熱心な誘致活動が進められてきました。
2017年の7月には 国際クルーズ拠点の形成を図るため、国により「国際旅客船拠点形成港湾」に指定され、多くのクルーズ船の寄港地となってきており、物流の再編も相まって、港まちづくりも大転換期を迎えております。また近年では、陸上運送業の人手不足から物流に変化が起き、清水港を活用したRORO船によるモーダルシフトも活発化し、「中部横断自動車道」の一部開通により、従来の東海地区に関東甲信地方を加えた、さらなる背後圏の拡大など、広域における海の玄関口として、新たなステージを迎えようとしています。そして、今年の8月4日には開港120年を迎え、この記念すべき年を、市民をはじめ関係者の皆様とともに祝い、清水港のさらなる発展のスタートとするため、「清水港開港120周年記念事業」を実施いたします。
この120周年記念事業は、本年4月1日から来年3月31日までを期間として、事業を展開していきます。中でも最大のイベントは、7月13日から7月15日の開港祭でございます。また、開港祭と同時開催の「海フェスタしずおか」は、7月13日から8月4日を事業期間とし、様々な役割の船たちが寄港する「船舶寄港」や、海のことを、わかりやすく・楽しみながら学べる「海の総合展」を開催します。また、春・夏・秋の時期には、東海大学の協力のもと、折戸・三保をフィールドに地元の中高生を対象とした海洋教育活動も実施していきます。
その他にも、様々なイベントなどと連携しながら、期間中のしずおか・清水を盛り上げていきたいと思います。


<左伴繁雄社長 コメント(要約)>

弊クラブがコラボレーションさせていただくことを大変光栄に思っております。
サッカーというスポーツが、元々日本で一番最初に始められた、そして普及した地域は清水です。言わずもがな、清水の港がなければ、昭和21年にそのスポーツも入ってこなかったはずですし、分厚い街の中でサッカーの熱い歴史が起きえなかった。サッカーがこれだけ長きに渡って愛され続け、また清水エスパルスというプロサッカーチームを通じて皆さま方の日頃の生活の中に溶け込むことはなかっただろうと思っております。この清水港が私共に与えてくれた恩恵というものを、この記念事業のコラボレーションを通じて恩返しさせていただければという思いでおります。
今トップチームは必ずしも良い順位にいるわけではありませんが、サッカークラブの中でナンバーワンのクラブであることを目指していくことに変わりはありません。サッカーと面と向かってお付き合いしてきた町の歴史は、間違いなくナンバーワンで、その歴史はヨーロッパの町クラブに匹敵します。私共はチームとして結果を出すその責務を感じております。
また、1992年にJリーグが発足したときに、オリジナル10の中、唯一清水エスパルスだけは企業クラブではないクラブとして活動しているオンリーワンのクラブであります。その歴史を今回噛みしめながら、120周年のコラボレーションの取り組みをして参りたいと思っております。この取り組みを追い風として、エスパルスを応援していただいている皆さま方にご納得のいく浮揚を果たしていくことも含めまして、ご一緒させていただきます。


-清水港開港120周年×清水エパルス 実施概要-
1. ホームゲーム7試合における清水港開港120周年プロモーション実施
2. 「清水港開港120周年記念ユニフォーム」の選手着用(7/20F東京戦以降ホーム4試合)および販
3. 「清水港開港120周年記念グッズ」の販売 ①記念法被 ②記念Tシャツ ③記念ジャケット(12着限定)
4. 「開港祭」において清水エスパルスのブース出展 
※企画詳細はニュースページをご覧ください。

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