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【C大阪戦プレビュー】~勝って自力で残留を!~

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C大阪とはエスパルスがJ1に復帰してから5度の対戦で3勝1分1敗と相性は良い。それらを経験している河井は、「それは関係ない。自分たちは勝つしかないので、そのつもりで臨みたい」と話す。エスパルスは、今節に勝利すれば自力で残留を勝ち取ることができる。

前節は、大分と対戦した。序盤から相手のGKを使うビルドアップを完全に攻略して、エスパルスが一方的な展開を見せていた。19分には、西澤健太からの折り返しをドウグラス。こぼれ球を松原后が押し込んだが、ドウグラスのハンドを取られてノーゴール。不運もあってゴールが奪えないでいると、次第にペースは大分へ。すると前半終了直前の45分、守備陣が完全に崩されて先制点を与えるという最悪の事態。それでも、後半も開始から気を取りなおしてゴールに向かうと、88分だった。フリーキックのこぼれ球を、ドウグラスがオーバーヘッドで再びゴール前に上げると、反応したのはジュニオール ドゥトラ。エスパルス移籍後、リーグ初ゴールが貴重な同点ゴールになった。

前節まで4連敗をしていたチームが、ようやく勝点を獲得。しかも、それが交代選手のゴールから生まれたというのはチームとしても大きい。同点ゴールの起点になったフリーキックを蹴った楠神順平も、「11人では厳しい。交代に出た選手がチームに勢いを付けないといけない」というように、まさにチーム一丸となって戦った結果が出た。また、楠神にとっては今節が古巣対決にもなる。「お世話になったクラブなので、思い入れはある」と意気込む。シーズンの序盤は、なかなか出番が回ってこなかったが、「絶対にチャンスは来ると思っていた」と、毎日遅くまでクラブハウスに残って練習をしていた、その頑張りが、この大事な時期にチームを救う活躍につながっている。

そのC大阪は、前節神戸と対戦した。C大阪は神戸の攻撃力を受ける形になってしまった。22分にはアンドレス イニエスタのシュートはGKキム ジンヒョンのファインセーブ。55分には、ダビド ビジャのシュートがポスト直撃、さらに74分にもイニエスタのクロスに田中順也が飛び込むも再びポスト。C大阪は何とかしのいでいたが、76分だった。神戸に後ろから縦パスを3本通されると、最前線の古橋亨梧が切り返しからゴールに叩き込んで、これが決勝点になった。

C大阪は、現在勝点53の5位。仮に残り試合全てに勝利したとしても、AFCチャンピオンズリーグ圏内の3位までには到達できない。しかし、今節はC大阪にとってホーム最終戦という高いモチベーションはあるだろう。今季からスペイン人のロティーナ監督を招聘し、スタイルもポゼッションサッカーへと舵を切り、それがここまでの成績につながっている。その集大成を出そうとしてくるだろう。篠田善之監督も、「今季は手堅くサッカーをしているし、クオリティも高い選手が揃っていて、チームとしても積み上げてきているものもある」と警戒する。

それでも、勝つのはエスパルスだ。他会場の結果次第で残留は決まる可能性はあるが、スッキリと勝って気持ちよくホーム最終戦を迎えたい。


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2019明治安田生命J1リーグ 第33節   
11月30日(土)14:00キックオフ 

セレッソ大阪 vs. 清水エスパルス 
@ヤンマースタジアム長居

<放送>

DAZN


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