2月21日（日）、エスパルスドリームプラザにて出陣式が行われました。これは例年開催している「サポーターズ・サンクスデー」を縮小して実施したものです。

14時過ぎ、ロティーナ監督、選手、スタッフがドリームプラザ2階デッキの特設ステージに登場すると、1階海側テルファー付近に設置されたサポーターエリアから拍手で迎えられました。

まずは山室晋也代表取締役社長の挨拶からスタート。

「この出陣式も一時延期、また小規模かつ短時間のイベントとなってしまい大変申し訳なく思います。今シーズンは、先ほどご紹介していただいたように多くの有力な選手も加わり、より強く、よりたくましい清水エスパルスに生まれ変わりました。大いに期待していただきたいと思います。コロナ禍で大変な時期ではありますけれども、エスパルスは常に皆さんと一緒にいます。コロナにも勝ち、リーグ戦も勝ちにいきたいと思います。今シーズン、ともに戦いましょう」

続いてエスパルス後援会から支援金が贈呈されました。納谷聖司専務理事から山室社長、選手会長の金子翔太選手にチーム支援金として1000万円のパネルが手渡されました。

またクラブパートナーの有限会社京昌園より、「焼肉飯店 京昌園」で販売された「エスパルス応援メニュー」の売上の一部から育成強化支援金50万円とお食事商品券10万円分が贈呈されました。CMにも出演しているパルちゃんがプレゼンターとなり、それぞれ立田悠悟選手、西澤健太選手にパネルが手渡されました。

同じくクラブパートナーの株式会社シズオカミートより、チームの激励を目的に青野博志代表取締役社長から「しずおか和牛サーロイン 10kg」が贈呈されました。

さらに静岡トヨペットより、 2020エスパルス年間ベストプレーヤー『SKIP WONDERプレイヤー賞』の表彰式が行われました。第3位はヴァウド選手、第2位ヘナト アウグスト選手、第1位はカルリーニョス ジュニオ選手に決定。それぞれ賞金20万円、30万円、50万円が贈呈されました。

チームを代表してロティーナ監督より挨拶。

「皆さんこんにちは。今日は出陣式に来ていただき、またいつもサポートしていただきとても感謝しております。我々の今年の目標は、今トレーニングしてる自分たちのサッカーが皆さんに楽しんでもらうことです。そして、それが結果につながることが重要だと思っています。そのためにはとても良い仕事を続けていく必要がありますし、情熱を持って毎日毎日トレーニングに励んでいく必要があると思っています。また皆さんの存在を近くに感じることが重要だと思っています。皆さんの要求だったり、皆さんの支えを近くに感じることが、チームにとって重要です。シーズンのなかで難しい時期もありますし、試合のなかでもとても難しい時間帯もあると思います。ただ、皆さんの要求や支えが、我々の団結のベースになります。ありがとうございます」

最後に、今季もキャプテンに使命された竹内涼選手より挨拶。

「皆さん、こんちは。まずこのような状況にも関わらず、エスパルスをいつもサポートしてくださるファン・サポーター、またパートナーの皆さんには感謝しかありません。本当にありがとうございます。今シーズン、最初から僕たちはガンガン行きます。皆さんの期待や予想を超えていくプレーだったり、結果を残していきたいと思いますので、今年一年、一緒に熱く戦いましょう。よろしくお願いします」

サポーターエリアの100人を含め約600人の方々に今季の門出を祝っていただきました。

■コメントは以下の通りです。

エスパルス後援会　納谷聖司専務理事

2021年、新しいシーズンをロティーナ監督と迎えるエスパルスの出陣式にあたりまして、一言激励のあいさつをさせていただきます。鹿児島キャンプを多くの成果を得て、無事終了したと聞いております。リーグ戦でも、その結果を目にすることを楽しみにチームの皆さんに期待しております。新型コロナの恐怖、東京オリンピック開催の不安、Jリーグへの影響、そしてエスパルスの活躍と成績、大きな話題と試練が待っております。なかでもチームの成績を心配する声がありますが、選手の皆さん一人ひとりが今シーズン頑張って、来年の年俸が全員上がるようでしたら、当然チームの成績は悪いわけはありません。死にものぐるいでプレーをする。そして、死にものぐるいで応援をするサポーター。私たちは一つです。最後に、今シーズンは安全と平和のなかで無事に終わることを心から祈念するものであります。皆さん、チームとともに一つになって、この難しいシーズンを戦っていきましょう。よろしくお願いします。

株式会社シズオカミート　青野博志 代表取締役社長

出陣式おめでとうございます。制約の多い生活ですが、地域の宝であるエスパルスには頑張っていただいて、明るいニュースをたくさん届けて欲しいと思っています。また、サポーターの皆さんにも弊社を支えていただいておりまして、サポーターの皆さんとともに応援したいという気持ちで、ゴールの数だけお肉をサポーターの皆さんにもプレゼントしたいと思いますので、一生懸命お互い応援していきましょう。今年もよろしくお願いします。

静岡トヨペット株式会社 桝谷安城 代表取締役社長　

選手の皆さん、チームの皆さん、昨シーズンはコロナ感染対策をしながらのシーズンということで、本当に大変だったと思います。また、サポーターの皆さんも思う存分応援ができなくて、フラストレーションの残った年だった思います。私たち静岡トヨペットの社員もサポーターとして、試合がなかったときは、どことなく寂しくて、やっぱり静岡を元気にするにはサッカーが必要だ、そして清水エスパルスから力をもらっているんだということを感じた1年でした。今年はJリーグが設立されて29年。ということは来年は30年ということになります。ぜひ、30年の節目の年をチャンピオンチームとして迎えることができるように、今年はぜひ優勝して欲しいと思っています。その願いを込めて、ささやかですけれども静岡トヨペットは今年もWONDERプレイヤー賞をサポートさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。シーズン終了後に贈呈式でまた皆さんとお会いできることを楽しみにしています。