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【柏戦プレビュー】~課題克服に向けて、再びアウェイに臨む!~

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毎試合のように課題が突きつけられている。前節の広島戦、「前半はプレスを超えることができずボールを失って、それによって彼らにゲームを支配させてしまった」と指揮官が振り返るように、前半はほとんどチャンスを作ることができなかった。そして後半、先制点を許してしまう。それも、再びセットプレーからだった。59分、コーナーキックをファーで合わされ、最後は荒木隼人に押し込まれてしまう。結局、それ以降も決定機を作ることができず、その1点で敗れてしまった。


2試合続けて大きな決定機を作ることができていないのが現状だ。セットプレー以外の守備に関しては、前節も流れの中で崩されておらず、完成度は高まってきているのかもしれいない。しかし、やはり得点が奪えない限り勝ち点3を奪うことができない。まずは先制点を奪って、試合を支配していきたい。


柏は今季リーグ5試合で1勝4敗。なかなか波に乗れていないチームの1つだ。前節は駅前不動産スタジアムに乗り込んで鳥栖と対戦した。29分に、最終ラインのエドゥアルドのロングボール一本で、林大地に抜け出されてしまう。そのままボックス内に侵入し、シュートはニアを抜かれて先制点を許す。前半はなかなかチャンスを掴めず、ハーフタイムに大谷秀和、三丸拡、細谷真大の3枚を投入して反撃を試みる。59分には右コーナーキックのチャンスを得ると、クリスティアーノのボールに上島拓巳が頭で合わせるもポスト直撃。同点のチャンスを逃してしまう。するとその5分後、林に2点目を奪われてしまった。柏は後半アディショナルタイム、左サイドの三丸のクロスにボックス内に飛び込んだ大谷が頭で合わせるがGKの正面に終わり完敗となった。


柏は、昨季28得点と圧倒的な個の力でリーグの得点王に輝いたオルンガが移籍。昨季、チームの総得点が60点だったことを考えると、その約半分を失ったことになる。それが影響してか、柏は5試合で2得点しか奪えていない。それも、第2節湘南戦で呉屋大翔が奪った2得点のみ。つまり、5試合中4試合が無得点試合だ。


ただ、オルンガ不在でも油断ができないことはエスパルスが最も分かっているチームなのかもしれない。というのも、昨季オルンガはリーグでは唯一、エスパルス戦の2試合のみ出場していない。オルンガがいない柏との対戦でも、その成績は1分1敗。ホームでの試合は、江坂任、呉屋のゴールで敗れた。江坂と言えば先日、日本代表に初選出されるなど、チーム状況はともかく、能力の高さを示している。また34歳になったクリスティアーノも、今季全試合出場しており、やはり警戒が必要な選手であることは変わらない。


エスパルスとしては、このチームを無失点に抑えたいのは当然として、攻撃でもここ2試合の反省を生かしたいところでもある。この試合で勝利して、良い雰囲気でリーグの中断を迎えたい。 


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2021明治安田生命J1リーグ 第6節

3月21日(日)16:00キックオフ

柏レイソルvs. 清水エスパルス

@三協フロンテア柏スタジアム

<放送>

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