NEWSニュース

【大分戦プレビュー】~5月はスタートから飛ばしていく!~

©︎︎︎S-PULSE

ここからは負けられない試合が続くことになる。リーグ戦では、エスパルスより下位のチームとの対戦が続き、またその間にあるルヴァンカップではグループステージ突破に向けて大事な局面に入ってきた。


直近の試合であるルヴァンカップ前節広島戦では、カウンターから2ゴールを決められる苦しい展開になったが、69分に指宿洋史のエスパルス移籍後初ゴールで1点差に迫ると、そこから怒涛の攻撃で相手ゴールに迫る。しかし1点が遠く、エスパルスは公式戦5試合ぶりの敗戦となった。


今季ルヴァンカップ初失点、そしてまたしてもホームで勝利を挙げることができなかった。ここ最近2点目を奪えないという状況も変えることはできなかったが、負けたなかにも収穫はあった。指宿がゴールを決めたことはもちろんだが、ウィリアム マテウスがエスパルスデビューを果たすなど、希望が見えた試合でもあった。そして、そのマテウスが入った終盤の攻撃には迫力が出てきており、攻撃陣の爆発も近いだろう。このタイミングを逃してはいけない。敗戦から前を向いて、次の試合に向かうことになる。


大分は、第2節横浜FC戦の勝利を含め、開幕から3戦負けなしとしていたが、そこからリーグ7連敗と苦しんでいる。そのなかで複数失点が4試合あるなど、守備に不安を抱えているようだ。


リーグ前節浦和戦もそうだった。開始から3分で、西大伍にゴールを決められる苦しい立ち上がり。それでも、24分、そして41分に町田也真人の連続ゴールで逆転に成功する。しかし、75分にフリーキックの流れから前線に残っていた槙野智章にボレーシュートを決められて追いつかれると、82分には古巣対決となる田中達也に恩返し弾を決められ、これが決勝点に。チームとして6試合ぶりのゴールを勝利につなげることができなかった。


続くルヴァンカップの神戸戦は、ベンチ入りメンバーを16人で臨むなど、満足のいくメンバーを組むことができていない。そんな状況のなかで終始相手にペースを握られてしまう。さらに、増山朝陽が2枚目のイエローで退場し、1人多くなっても流れを変えることができないまま試合は終了。スッキリとしない試合が続いている。


ただ、GKポープ ウィリアム以外のメンバー入れ替えるなど、リーグ戦の先発メンバーを休ませている。そして大分もエスパルスと同じく、今季ホームで勝利を収めることができていない。ゆえに、この試合にかけているという面もあるだろう。相手の必死の戦いを受ける方になるのが一番恐れる展開だ。


エスパルスでは前節マテウスが出場したように、各チームとも外国人選手が続々と揃ってくるなど、ここからが本番戦になったと言える。大分も新外国人選手である元ブラジルU-20代表DFのエンリケ トレヴィザンがルヴァンカップ前節に途中出場している。今節に出場することになれば、また違ったチームになってくるのかもしれない。勝てなかった4月から月が変わり、5月スタートは勝利から。最初から飛ばしていきたい。


 エスパルス公式アプリ「S-PULSE APP」では、ロティーナ監督と鈴木義宜選手の試合前日コメントを公開!!


ダウンロードはこちらから


**********

2021 明治安田J1リーグ 第12節

5月2日(日)14:00キックオフ

大分トリニータvs清水エスパルス

@昭和電工ドーム大分

<放送>

DAZN

**********

ニュース一覧

あなたにオススメのニュース