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【名古屋戦プレビュー】~「パルちゃんDAY」で集まったサポーターの前で今季ホーム初勝利を!~

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長いトンネルを抜け出せずにいる。前節は横浜FCとの対戦だった。キックオフ直後からチャンスを作り相手ゴールに迫るも得点を奪うことができず、ようやく得点が決まったのは後半に入ってから。58分に奥井諒のシュート性のボレーからチアゴ サンタナがゴール前で合わせて先制。苦しんだ末にようやく奪ったゴールだったが、その5分後に手塚康平に直接フリーキックを叩き込まれて試合は振り出しに戻る。結局、その後もゴールを奪うことができず、最下位の横浜FCに対して勝ち点3を取りこぼした印象が残る。


この試合で、2つの課題が浮き彫りになった。1つは前半の戦い方。「前半を0-0で折り返してしまったというのが今日勝てなかった一番の要因」と奥井が言うように、前半の決定機を仕留めることができず、試合を難しくさせてしまっている。そして、もう1つが試合を上手く終わらせることができないということだ。総失点16はリーグで中位につけるが、76分以降の失点6はリーグで2番目に多い数字だ。今節では前半の攻撃陣のより一層の奮起を、そして終盤の守備陣の踏ん張りを期待したい。


今節の相手である名古屋は、独走している川崎Fを追う2位につけている。堅い守備が持ち味で、今季は9試合連続完封試合を演じるなど、93年にエスパルスが記録した731分の連続無失点の記録を更新し、新記録となる823分まで伸ばした。


前半戦は好調だったチームも、ここ数試合は少し事情が変わってきている。第22節、第12節と連戦で行われた川崎Fとの直接対決では、それぞれ0-4、2-3と2試合で7失点を喫している。また水曜日に行われた鹿島との一戦では、32分コーナーキックをランゲラックがファンブルし、そのボールが犬飼智也の肩付近に当たってゴールを決められるなど2失点。攻撃陣も前後半ともにシュートがゼロに終わるなど、チーム全体として上手く回っていない印象が残る。


ただ、そのチームが調子を取り戻してくるかもしれない。4月30日にマッシモ フィッカデンティ監督が新型コロナウイルス感染症の陽性診断を受けチームから離脱していたが、13日から全体練習に合流し、今節から試合に復帰する可能性もある。その間にチームは不調に陥っていただけに、ここで息を吹き返す可能性もある。


このタイミングで名古屋と対戦するというのは、エスパルスにとってはより難しい試合になるかもしれない。それでも、そうは言っていられない状況でもある。リーグ戦のホームゲームでは、今季未だ勝利することができないままだ。だが、この試合で勝利することができれば、相手を考えてもチームに与える影響は大きいだろう。


今節は「パルちゃんDAY」。約1年ぶりにアイスタにパルちゃんファミリーが全員集合するなどの各種イベントのほか、来場していただいた先着5,000名にマッチデーパートナーであるアイ・テック協賛の「パルちゃんフード付きタオル」がプレゼントされる。今節、スタジアムで観戦するサポーターも多いことだろう。その観客の中で、今度こそホーム初勝利を見せたい。


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2021 明治安田J1リーグ 第14節

5月15日(土)14:00キックオフ

清水エスパルスvs名古屋グランパス

@IAIスタジアム日本平

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