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【札幌戦プレビュー】~苦境から這い上がり全てを変える!~

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エスパルスとしては正念場となる。今節の3日前に行われたルヴァンカップ グループステージ最終節横浜FM戦は、悔しい敗戦になった。前半開始早々にフリーキックのチャンスから片山瑛一のゴールで先制したものの、そこからは相手の猛攻に遭い防戦一方の展開。前半のうちに追いつかれると、後半開始から2点を奪われて気落ちしたところ、さらに攻め込まれて終わってみれば5失点。そうした状況から這い上がっていかなければいけない。


リーグでも苦戦が続いており、前節名古屋戦は0-3と完敗。現在8試合勝利がない。それでも怪我人が戻ってきていることが希望だろう。怪我から復帰後、初先発となった片山がゴールを決めたように、次はカルリーニョス ジュニオにもゴールへの期待がかかる。ルヴァンカップの試合後に、指揮官は「カルロス(カルリーニョス)も30分、35分プレーして欲しいというのも考えていた。全ての交代はリーグ戦のことを考えた交代だった」というように、この試合に向けての準備は万全だ。エスパルスの10番の完全復活が見られるかもしれない。


対する札幌の直近の試合は、ルヴァンカップ グループステージ第6節鹿島戦。すでに両チームともグループステージ突破を決めているが、札幌は勝てば首位通過となる試合だった。札幌の決定機は前半アディショナルタイム、荒野拓馬のスルーパスに中島大嘉が飛び出すも、GKクォン スンテがエリア外に出てブロック。そのこぼれ球をドウグラス オリヴェイラが直接ゴールを狙うが、ディフェンスにクリアされた。後半に入って、松村優太のドリブルからGKもかわされてシュートを打たれるも、菅大輝がゴールに入って掻き出す。逆に、終了間際に小野伸二の絶妙なフリーキックからオリベイラがシュートを放ったがGKに防がれた。お互いチャンスを作ったが、ディフェンス陣の必死の守りもありドロー。結果、札幌は2位通過となった。


鹿島に対して死闘を演じた札幌は、リーグ戦では前節川崎Fと対戦している。前半は0-0。後半に入って三笘薫に先制を許すが、60分には福森晃斗の直接FKで惜しいチャンスを作るなど一歩も引かない。後半アディショナルタイムに小林悠に中央を破られて追加点を決められ0-2で敗れたが、シュート数も川崎Fと同じく12本を放つなど堂々とした戦いぶりだった。


札幌は現在4勝3分6敗、勝ち点15の13位となっている。エスパルスとの勝ち点差は3差と、成績としても差はほとんど無いような気がするが、札幌とは相性が良くない。過去5年のリーグ札幌戦の成績は2勝8敗、10試合で失点が30となっている。


そうした逆境を跳ね除ける力が求められる今節。サポーターも待ち望んでいる勝利に対して、より一層の執着が必要になる。これまでのネガティブな空気を変えるには、勝つこと以外に方法はない。難しい戦いを制して、ホームに戻ってくる。


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2021 明治安田J1リーグ 第15節

5月22日(土)14:00キックオフ

北海道コンサドーレ札幌vs清水エスパルス

@札幌ドーム

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