三保グラウンドで日々汗を流す選手たちからファン・サポーターの皆さんへ、近況報告をお届けします。今回は永井堅梧選手より。

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少し前のことですが、ルヴァンカップの横浜F・マリノス戦（グループステージ第6節）は5失点と非常に悔しい思いをしました。先制できたものの、前半のうちに同点に追いつかれてしまい、失点するタイミングが非常に悪かった。

マリノスが相手だとどうしても押し込まれ、守備の時間が長くなってしまいますが、あの試合に関して言えば、細かい部分の修正ももちろんありますけど、それ以前にチームとしてやるべきことや“戦う姿勢“の部分が欠けていたと思います。俺も上手くチーム全体をリードすることができなかったし、5失点という結果にGKとして責任を感じています。

とはいえ、もう過ぎてしまったことなので、修正ポイントはしっかり頭に入れつつ、次に向かってトライしています。ルヴァン杯はグループステージを突破することができ、俺自身も久々のトーナメント戦ということで、すごくワクワクしています。（対戦相手の）鹿島アントラーズは監督が替わってから調子を上げていて脅威だと思いますが、相手がどうこうより自分たちがどこまでできるか。（失点を）ゼロに抑えて、何としても勝ち上がりたいという思いは強いです。

ルヴァン杯と天皇杯はゴンさん（権田修一）が日本代表活動でいない間に行われますが、ゴンさんがいても、いなくても自分のやることは一つ。ゴンさんのリーダーシップがすごく強いのは確かだけど、（大久保）択生さんも含め、3人のキーパー陣で1シーズンをとおしてエスパルスのゴールを守り抜くことが大事だと思っています。

だから俺は、これまでリーグ戦に出られない時も、ピッチ外からでもチームに何かプラスになればと思って、「勝ちたい」一心でピッチ外からの声掛けを続けています。ゴンさんがいなくてもモチベーションは変わらないし、やることも今までどおり。もちろん一番は「ピッチで活躍すること」が目標だけど、とにかくチームとして勝ちにいくこと、ただそれだけです！

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今日（5月28日）の全体練習後は、カネ（金子翔太）、平岡（宏章）コーチと一緒に自主練をしました。俺はまだまだ足りない部分が多いし、とくに今シーズンは出場機会が少なく、コンディションを維持したり、リアリティを持って練習するのが難しい部分もあるので、いろいろなシチュエーションを考えながら、試合中のシーンを切り取った練習をしています。

平岡コーチに立ち位置を確認してもらった（動画参照）のも、試合を想定してのこと。自分の止め方に少しでも違和感があればすぐに修正して、トライして…の繰り返しです。他の選手もそうだと思いますが、やっぱり反復練習は大事です。

今日はカネもシュートを決めきる練習がしたいってことで一緒にやりましたけど、自主練は今日に限らずいつもやっていること。ただ、自主練をどれだけやっても勝点3を取れるわけではないので、練習の成果を試合のパフォーマンスで発揮して、チームの結果に結びつけたいです！

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