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【鹿島戦プレビュー】~2点を奪って勝利し、頂点にまた一歩近づいていこう!~

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ルヴァンカップ プレーオフステージ第1戦、ホームIAIスタジアムで行われた試合は、序盤で勝敗が分かれてしまった。8分にコーナーキックを与えると、永木亮太のボールをファーで林尚輝に合わされて先制点を許してしまう。その後も危ない場面を作られてしまうが、永井堅梧の好セーブなどもあり、前半はこの1点に抑える。後半は主導権を握ったエスパルスが交代出場のチアゴ サンタナ、片山瑛一らを中心にゴールに迫るが、あと1点が届かず0-1で敗れてしまった。ただ、敗れはしたが、最少失点で抑えたことでこの試合に望みをつなげることができた。


一方の鹿島は今季公式戦で、ホームでは7勝3分2敗という成績を残している。試合巧者の鹿島は、勝ち方を知っていると言えるだろう。だが、敗れたのはJ1第6節名古屋戦と、J1開幕戦のエスパルス戦だ。エスパルスとしては13年から鹿島とのアウェイゲームでは勝てていなかったが、ようやくその悪い流れを止めたことになる。カシマスタジアムでの試合に、もう苦手意識はないだろう。


ルヴァンカップベスト8に進むための条件は、まずこの90分で勝利を収めることだ。ただ、1-0の場合は15分ハーフの延長戦、それでも決着がつかなければPK戦へと進むことになる。それ以外の場合、エスパルスが2点以上を奪って勝利すれば、仮に1点差だったとしても2試合の得失点差が並び、次の条件であるアウェイゴール数で上回ることになるため、プライムステージ進出が決まる。よって、2点以上を奪うことが理想だ。


4月の公式戦は7試合で3得点と極度な得点力不足に陥っていたが、5月に入って8試合で10得点と調子を戻してきている。2得点は不可能な数字ではなさそうだ。チーム得点王のサンタナは前回45分の出場で、体力はまだ残っているだろう。同じく「ケガから復帰して連戦に関わっている選手は少し気をつける必要がある」と第1戦の前日にロティーナ監督が話していたように、片山も出場時間を調整して45分の出場となった。さらに58分から出場した竹内涼は、先月10日のJエリートリーグ名古屋戦以来の実戦復帰となっている。「ボランチのポジションにタケ(竹内)が帰ってきたというのはとても重要だった」と指揮官も喜ぶように、彼もこの試合においてより長い出場時間が期待されることになるだろう。第1戦より、さらに充実した態勢で第2戦を迎えることになった。


「球際に負けないとか、ガムシャラに、勝利に貪欲になること」


と中村慶太はこの試合の意気込みを語る。ロティーナ監督は、「相手にとって難しい試合をしにいく」と話していたように、今節に向けて策を練っているだろう。それと同じくらい大事なことは、この90分間に集中し、ただ勝利を目指して戦うという気持ちの面だ。ここで勝って、頂点にまた一歩近づいていこう!


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2021 JリーグYBCルヴァンカップ プレーオフステージ 第2戦

6月6日(日)15:00キックオフ

鹿島アントラーズvs清水エスパルス

@県立カシマサッカースタジアム

<放送>

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