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【鹿島戦プレビュー】~もう一度開幕戦のようなワクワクする展開を~

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鹿島と今季4度目の対戦となる。鹿島とのリーグ開幕戦では、荒木遼太郎に先制を許すが、その3分後から反撃する。78分にはチアゴ サンタナの移籍後初ゴールで同点、さらに83分には後藤優介のダイビングヘッドで逆転、そして88分には河井陽介のコーナーキックがオウンゴールを誘いダメ押し。エスパルスは幸先よくスタートを切った試合だった。


ルヴァンカッププレーオフステージで対戦したホーム&アウェイのゲームでは、第1戦は序盤の8分に林尚輝が決めたゴールを取り返すことができずに敗戦。勝負をかけたアウェイの第2戦ではサンタナのゴールで、2戦合計で同点に追いつくが、45分にファン アラーノのゴールで再び鹿島に逆転されると71分にエヴェラウドのゴールを決められ、エスパルスのルヴァンカップはここで終わった。鹿島とは、今季1勝2敗で今節を迎える。


エスパルスは前節、湘南と対戦した。勝ち点差3で追いかけられる状況での試合だったが、先にネットを揺らしたのは湘南だった。30分、古林将太のクロスにウェリントンの豪快なヘッドを許してしまう。だが、前半終了間際に鈴木唯人のゴラッソが飛び出す。中盤でボールを受けた鈴木唯が次々と相手ディフェンスをかわし、最後はGKが飛び出してきたところを見てループシュート。このゴールで試合を振り出しに戻して後半を迎えた。その後半は大きなチャンスを作ることができず、逆に相手に決定機を作られるが権田修一のファインセーブもあり、スコアは動かず1-1で終了。エスパルスとしては勝ちきりたい試合だった。


一方、鹿島の前節は、勝ち点41で並び、得失点差で順位が2つ下の5位神戸と対戦した。最初から決定機を作ったのは鹿島だった。17分、土居聖真のパスをディフェンスの前で受けた荒木遼太郎がそのままシュートを放つが、飯倉大樹がファインセーブ。さらにその3分後には、ディエゴ ピトゥカの浮き球のパスを受けたエヴェラウドが角度の無いところからニアに強烈なシュートを放つが、これも飯倉がセーブ。前半は0-0で折り返すことになる。


後半に入っても鹿島が決定機を作る。58分には、ピトゥカの落としから和泉竜司が抜け出しGKと1対1になるも、飯倉が足でシュートをストップ。なかなかゴールを決められないでいると79分だった。神戸はロングボールから、これが日本復帰戦となった武藤嘉紀がスペースに抜け出す。そこからクロスはグラウンダーでゴール前に向い、ニアでドウグラスが滑り込む。これは合わなかったが、ファーから山口蛍が合わせて先制点を決められてしまう。結局これが決勝点となって、鹿島は神戸に後塵を拝することになった。


その鹿島は、夏の補強で2人を獲得。エスパルスでのプレー経験もあるブエノ、さらにポルティモネンセでプレーした安西幸輝という鹿島復帰組だ。特に安西は17年に東京Vでロティーナ監督の元でプレーしており、出場すれば厄介な選手になるだろう。また、今節は犬飼智也が出場停止となり、ブエノの出場もあるかもしれない。


エスパルスとしては、前節ゴールを決められなかった鹿島攻撃陣には要警戒ということになるのは当然として、いかに自分たちのサッカーができるかということになるだろう。新加入選手が5人加わり、チームが変わろうとしているなかで、どれだけ選手間でプレーを合わせることができるか。そうしたチームにとって勝利は、とてつもなく大きな価値になるだろう。巻き返しをはかる1勝を挙げたい。


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2021 明治安田J1リーグ 第26節

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