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【イベントレポート】10月1日(金) 静岡市立由比小学校『静岡市出前授業 静岡の海のためにできる事』にクラブスタッフが参加

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10月1日(金) 静岡市立由比小学校にて、静岡市環境局ごみ減量推進課による『静岡市出前授業 静岡の海のためにできる事』が行われ、(株)エスパルス ホームタウン営業部のスタッフが参加しました。


この授業は、プラスチックごみの削減をきっかけに、静岡市のごみの減量に取り組んでもらうことを目的とした出前授業で、昨年より市内の小・中学校、高校で実施されています。

プラスチックごみの現状を知ってもらい、今後このままプラスチックごみが流出し続ければ、将来私たちの健康に影響を及ぼすおそれがあることを伝え、プラスチックごみを削減するために何ができるか考え、目標を設定し、目標に向かって実際に取り組んでもらいます。


今回エスパルスは「市内企業によるプラスチックごみの削減への取り組み」のパートに参加し、クラブの活動を紹介しました。


授業ではまず静岡市の職員により、日本や世界のプラスチックごみの現状が説明されました。プラスチックはこれまで80憶トン生産され、そのうち63憶トンはごみとして捨てられています。日本の廃プラスチック総排出量は年間850万トン(2019年度)で、静岡市も約3万トン(2019年度)排出しています。また、海洋ごみの75%がプラスチックごみで、5mm以下のマイクロプラスチックの海洋流出も世界的な問題となっています。

プラスチックは軽い、安い、丈夫、色々な形に変形可能といった特徴があり、今や生活にかかせない素材です。身の回りには多くのプラスチック製品があり、プラスチックを完全になくすことは困難です。ではどうしたらプラスチックごみを削減することができるのでしょうか?


エスパルスは海に囲まれた三保半島にあり、クラブカラーのディープシーブルーは駿河湾をイメージしています。そのため海との繋がりも深く、ホームタウン活動やSDGsの一環として海洋保全にも取り組んでいます。クラブ単独でできることは少ないので、行政やパートナー企業と連携しながら行っている三保海岸清掃や、紙ファイルの利用促進、海洋ごみ削減を啓発するグッズ販売などを紹介しました。


そして、「実際に自分の目で見て確かめること、ひとりでできないことはみんなでやってみること、海のそばに住む由比小学校の皆さんがたくさんの人に自分の体験を伝えることが大切」とメッセージを送りました。

その他に授業では、学校や静岡市で年間に出されるプラスチック量を計算したり、三保海岸の砂に含まれるマイクロプラスチックを実際に見てもらい、参加した児童からは「マイクロプラスチックの小ささに驚いた」「自分にできる事をやろうと思う」「自分たちの出したごみを食べた魚を食べて健康を害する危険があると知った」といった感想をいただきました。


静岡市立由比小学校5年生の皆様、静岡市環境局ごみ減量推進課の皆様、ありがとうございました。

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