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【ホームゲームイベントレポート】2021エンディングセレモニー

本日のセレッソ大阪戦後、全コーチングスタッフ、全選手が参加して『2021エンディングセレモニー』が行なわれました。平岡宏章監督、権田修一キャプテンが挨拶を行なった後、全員でピッチを一周しながら、ご支援、ご声援いただいたファン・サポーターの皆さまに感謝の気持ちを伝えました。


<平岡 宏章 監督 挨拶>

エスパルスのファン・サポーター、パートナー、そしてエスパルスのファミリーのみなさま、1年間応援ありがとうございました。何とか最終節で残留することができましたが、今シーズン多くの方々が期待と希望を胸にエスパルスを観てくれていたと思います。しかし、期待に応えられず、大変申し訳ありませんでした。

そのなかでも、エスパルスファミリーの皆さんから、サンバのリズムに乗った手拍子、大きな拍手をいただき、それが選手の後押しになりました。本当にありがとうございます。近年このようなことが多いですが、必ず来年はエスパルスという名に恥じぬようプライドを持って、そうした名実ともに素晴らしいクラブになっていけるように、みんなで作り上げていきましょう。今年1年間、ありがとうございました。


<権田 修一 選手 挨拶>

いま平岡監督も話していましたが、僕は新加入会見の時に、皆さんがエスパルスを応援していることを誇れるクラブに、今年1年でできるように頑張りますと言いました。最後までこのような残留争いに巻き込まれ、皆さんがそのような気持ちで1年間過ごせなかったこと、申し訳なく思います。


謝るのはこれくらいにして、少し未来の話をしようと思います。皆さんが今日スタジアムで感じたこと、浦和戦をDAZNで観て感じたこと、広島戦で感じたこと、札幌戦で感じたこと、それが僕たちがこれから進む道だと思っています。終盤はけが人も多く、監督、クラブ、みんなが本当に使いたい選手は使えなかったかもしれません。ただ、普段から練習を努力している選手たちが、監督が選んだベストのメンバーで、サッカーの本質的な部分にこだわって、今日こうやってみんなで残留を決めることができました。


確かに華麗なプレー、それはサッカーのとても素晴らしい部分だと思います。ただ、最後まで諦めない姿勢、1対1で負けない強さ、一人ひとりが仲間のために走ること。試合に出ている選手だけでなく、ベンチの選手、スタンドの選手まで、みんなが声を出して、チームのためにやる姿勢。そこを、僕はもっとエスパルスは評価して欲しいプレーだと思っています。


2つみなさんにお願いがあります。まず1つ目、来シーズン、そういう一つ一つのプレー、そういう選手たちにもっとフォーカスして、もっと大きな声援をかけてあげてください。


そしてもう1つ、いま皆さんにやって欲しいことです、ここで特定の選手の名前を挙げるのはあまり良くないかもしれないと思いますが、今年一年間、同じゴールキーパーで1試合も出れなくても毎日クラブハウスに一番早く来て準備していた大久保(択生)選手。僕は彼が本当に毎日熱い姿勢で練習をしていたおかげで、自分の体がしんどくても、彼の顔を見ていると絶対にもっと頑張らなければと思わせてもらいました。僕だったり、得点をたくさん取ったチアゴ サンタナ選手、今日ゴールした西澤(健太)選手とか、そういう選手たちは普段からたくさん拍手をもらっています。(ノリエガ)エリック選手も今年出場機会はありませんでした。でも、エリック選手もグラウンドで本当に戦っていました。今日最後に出てきた立田(悠悟)選手、宮本(航汰)選手。悔しい思いでずっとメンバー外のトレーニングを必死にやっていました。それが最後、ピッチでしっかり出ていました。そういう表面に出ている選手ではない、普段の三保のトレーニングで頑張っている選手たち、そういう選手たちがここにはたくさんいます。その選手たちに、今年一番の拍手を送ってあげてください。


最後になりますが、今日こうやってシーズンを終えられたのは、ユニホームに付けている鈴与さんはじめ、たくさんのパートナーの方々の支えがあって、無事シーズンを終えられたと思っています。本当に1年ありがとうございました。そして、アイスタに集まってくれた方々。結果が出なくてもたくさんのサポーターの方々がいつもスタジアムに駆けつけてくれて、僕たち選手は心強かったです。1年間、本当にありがとうございました。

 

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