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【イベントレポート】 11月6日(土)「Orange Heart Project オレンジの鼓動をつなげよう」を開催

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11月6日(土)IAIスタジアム日本平にて、こころの病と向き合う方を対象とした『Orange Heart Project オレンジの鼓動をつなげよう』を開催しました。


このプロジェクトは、様々な事情から“こころの病”と向き合う方々を、医薬品だけではなくスポーツの力や就労体験などを通じて社会参画の次の一歩をサポートすることにより、活躍できる社会「ノーマライゼーション」を実現したいというヤンセンファーマ株式会社の想いから、同社が展開するHeart Projectの一環としてスタートし、今回が第2回目の開催となりました。


当日は15名の参加者に加え、パルちゃんクラブ(スタジアムボランティア)のメンバーや、静岡市 精神保健福祉課、同こころの健康センター、同スポーツ交流課の職員、ヤンセンファーマ株式会社の社員、静岡県立吉原高等学校の生徒も一緒にご参加いただき、全員お揃いのオレンジ色のTシャツを着用して活動をスタートしました。


まず初めに、テニスコートでスクールコーチによるスポーツ教室を行いました。ヤンセンファーマ株式会社 ニューロサイエンス事業本部 営業・マーケティング部 吉越大晃マーケティング部長より、ヤンセンファーマ様の企業紹介と「今日はスポーツ、サッカーを通じて、身と体と心をリフレッシュしましょう!」とご挨拶いただき、気持ちの良い秋晴れの中で教室が始まりました。


アイスブレイクで初対面の参加者同士が打ち解けた後、二人組になり様々なボールワークを行いました。今泉コーチが「次は今よりもっとできるように、挑戦してみてください!」と声をかけると、参加者の皆さんはどうしたら上手くできるかお互いにアドバイスをしたり、作戦を練ったりしていました。その後のチーム対抗のドリブルゲームや試合でも、声を掛け合い、ゴールが決まるとチームの皆で喜びとても良い雰囲気でスポーツ教室を楽しんでいただいた様子でした。


食事休憩をはさんだ後、西サイドゲート・メインゲート・バックゲートに移動し、就労体験として普段パルちゃんクラブが行っている活動を一緒に行いました。


来場者プレゼントのタオルやサンプリングの配布に加え、QRチケットの認証作業やアルコール消毒の声掛けを行い、スポーツ教室で打ち解けた雰囲気そのままに、来場するお客さまに対して笑顔で「ご来場ありがとうございます」と声を掛けながら活動している姿が印象的でした。


就労体験後は、スタンドに移動し参加者の皆さんで一緒に試合を観戦していただきました。目の前で繰り広げられる迫力ある攻防に興奮しながらエスパルスを応援し、滝選手の同点ゴールの場面では全員が周りのファン・サポーターの皆さんと共に喜びを分かち合いました。


本プロジェクトの目的は、こころの病と向き合う方の次の一歩をあと押しすること、そして病に対する周囲の理解を促していくことです。今回は活動を支えるパルちゃんクラブの皆さんに、静岡市こころの健康センターよりこころの病についてご説明いただきました。2回目の実施となる今回の活動でさらに理解を深めていただけたのではないかと感じています。


参加者からは「2回目の参加でしたが、今回も楽しかったです」、「みんなと一緒にサッカーができて感謝しています。」「普段一般社会で活躍されている皆さんとの時間を共有出来て、嬉しかったし自信になった」「人と関わることが怖かったが、関わりを持つ経験が出来てよかった」といった嬉しい言葉をいただきました。また、パルちゃんクラブの皆さんからも「このプロジェクトやパルちゃんクラブへの参加を通じて豊かな人生を送れるようサポートしたい。」という感想をいただき、このプロジェクトの意義を大きく感じることができました。


本プロジェクトを支えてくださった皆さま、ありがとうございました。

エスパルスは今後もノーマライゼーション社会の実現に向けて活動を続けていきます。

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