2022鹿児島キャンプレポート4日目

2022/1/31

トップチーム

©︎︎︎S-PULSE

キャンプも4日目。朝、ピッチに入ってくる選手たちの表情から、昨日までのインテンシティの高いトレーニングによる疲労度が見て取れた。

円陣では、平岡宏章監督から「明日の試合に向けてやっていく。次につなげられるように準備していきましょう」という話で練習がスタートした。

今日はゆっくりとしたウォーミングアップだったが、徐々に体が温まってきたところでようやく選手たちの声が広がるようになってきた。ウォーミングアップ中盤、リフティング対決をやる頃には、いつものような元気な表情が戻ってきていた。

今日のメインメニューの1つは、クロスからのシュート練習。センターバックからサイドにボールを出して、サイドハーフとサイドバックの連携からクロス。これに、ニア、中央、ファーの3人が飛び込んで合わせる。シュートを打ったあとは一斉に戻って、今度はコーチからパスを受けたボランチがシュートを放つというもの。ゴール前のダミー人形を上手く外して、次々とシュートを放っていった。

もう1つは、試合前ということもあり、セットプレーの練習だ。石野智顕GKコーチのもとに選手が集まり、ホワイトボードで選手それぞれの動きを確認。今回は守備だけということだったが、コーナーキック、さらにショートコーナーへの対応もきっちりとこなしている。左右両方の確認と、フリーキックでの陣形も確認した。

最後は10分のフリータイムで、選手たちは少し体を動かし、いつもより少し短めで練習を切り上げた。今日の午後練習は、オフに変更。そして、明日はダービーとなる。昨年のキャンプでも対戦したが、リーグ戦での対戦はなかった。しかし、今年はJ1の舞台で3年ぶりにダービーが開催されることになる。そのための戦いはここから始まる。

ただエスパルスはこれまで三保での練習試合が全て中止となり、この試合が初の対外試合になる。そのため、結果が全てではない。だが、宮本航汰が「ジュニアユース、ユースの頃から、ジュビロには練習試合であっても負けてはいけないと言われている」と言うように、選手たちにとっては自然と燃える試合になるだろう。いずれにしても、明日のダービーを有意義に使って、開幕までの良い準備をしていきたい。

■公式YouTubeチャンネルはこちらから＞＞＞

その他、過去のコンテンツもご覧になれます。