デジタルブック版「S-PULSE NEWS」2022年4月号 VOL.287に掲載された記事をチラ見せ!
2人が顔を合わせて話すのは初めて。あいさつもそこそこに、対談はいきなり始まった。「似ているところがある」。サッカー解説、大学・社会人チームを率いるなど、数々の選手を見てきた戸田氏が立田に伝えたかったことは、そこから始まる。
3月10日取材/文=田中芳樹
立田「初めまして、ですよね?」
戸田「たぶん、初めましてかな。今何歳になる?」
立田「今年で24になります」
戸田「ちょっと似たものを感じるところがあって。サイズとかは全然違うんだけど、自分もオリンピックに出られなかったし、何か似てるところがあるなと。後ろの選手だから、気になるところも前からあったけど、接点がなかったからさ。話せるときがなかったんだよね」
―戸田さんはボランチのイメージが強いですが、元々はDFとしてプレーしていました。
戸田「ボランチは23歳からです。ゼロックス(スーパーカップ)の1週間前くらいにやれと言われて、『責任取れないよ』って言いながらやったら鹿島に3-0で勝っちゃった(笑)。それですぐにボランチで代表に入って。でも、それまではずっと後ろだったから」
―立田選手はずっとDFです。
立田「ユースのときからセンターバックでした」
戸田「ユースは羽田(敬介)がGKコーチだった? 練習を見に行ったことがある。『あれだけでサイズがあればプロになるに決まってるじゃん』って話をして。自分と似ているなと思うところは、すごく野心家に見えるところと、全力でプレーしようとしているところ。振る舞いから見て取れたし、すごく良いなと。普段はどんな感じなの? 今だからこんな感じなの?」
立田「緊張はありますけど……」
―戸田さんから立田選手に聞いてみたいことはありますか?
戸田「プロ6年目の今、プロに入る時に思い描いていた自分と、どう違いがある?」
全文はエスパルスニュース2022年4月号に掲載。
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