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チラ見せ!「S-PULSE NEWS」【MONTHLY INTERVIEW】チアゴ サンタナ『2年目』

デジタルブック版「S-PULSE NEWS」2022年8月号 VOL.291に掲載された記事をチラ見せ!


「2年目のジンクス」という言葉があるように、1年目と同じような結果を出し続けることは難しい。それがケガで出遅れたとなると、なおさらだろう。チアゴ サンタナにとっての2年目のシーズン、ここまでの変化を追う。


7月8日取材/文=田中芳樹

 昨季はリーグ戦全38試合のうち37試合に出場し13得点。高い得点力はもちろんだが、ケガに強く、1年を通して試合に出続けた。今季は来日が遅れたが、鹿児島キャンプ途中に合流し、開幕までコンディションを急ピッチで上げていた。その矢先だった。


「開幕の1週間前でした。足をケガしてしまい、ボールを蹴るどころか、歩くのでさえ痛い。その時は、リハビリを頑張るしかなかったですが、試合を見ているだけなのが悲しかったです。外から見ていて、何とかしてチームの力になりたい。でも、ケガで何もできない」


 エスパルスに来てから最大のピンチだった。

苦しみを乗り越えて

 落ち込みかけたとき、助けになった存在がいた。


「家族が側にいてくれることがモチベーションになりました。昨年は1年間、家族が来日することができなくて、奥さんもそうですが、子どもたちに会えないのが寂しかったです」


「ファミリア(家族)の国」とも言われるブラジルにとって、家族の存在は、日本とはまた違ったものがある。異国の地で一人、それも言葉も文化も違う日本で暮らすということ。もし今季も家族が来日できず、それに加えてケガでプレーできない状況だったら……。それは想像もできないほどツラいものだっただろう。


 だが、家族の支えを受けたサンタナは、ケガから復帰後に大暴れする。第8節G大阪戦で今季初出場を果たすと、第10節広島戦では、今季初ゴールを含むエスパルス移籍後初めての1試合2得点。そこから3試合連続得点などゴールを積み重ね、第22節を終えた時点で、リーグ6位タイの7ゴールを挙げている。


全文はエスパルスニュース2022年8月号に掲載。

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