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チラ見せ!「S-PULSE NEWS」【オレンジのバトン #06】岩下敬輔×原輝綺

デジタルブック版「S-PULSE NEWS」2022年8月号 VOL.291に掲載された記事をチラ見せ!


岩下氏が引退する際、鳥栖に残したメッセージにこんなものがあった。「輝綺しっかりやれよ!」。そのあとにも個別のメッセージが続くが、原へのコメントが一番上に来ていた。二人の関係の深さは、それを見るだけで明らかだ。


7月13日取材/文=田中芳樹

―お二人の出会いは岩下さんが鳥栖に移籍してきた時ですか?


岩下「そうですね。移籍する時には、そのチームのリサーチをしてから行くので、彼が高卒で市船(船橋市立船橋高校)から新潟に行って、そこから鳥栖に来て、そこでどれくらいやっているかというのは知っていました。輝綺が人見知りだということも把握していましたよ(笑)。でも、自分のような『ヤバいヤツが来るぞ』って情報は入っていたと思うのに、輝綺から話しに来てくれたので、入っていきやすかったですね」


原「敬輔さんについてはいろいろ話を聞いていて、それこそ『ヤバいヤツが来る』という感じで構えていましたけど……。来てから1日、2日だった思うのですが、離れているところから見ていて、この人はヤバい人ではないなと思って、距離を縮めていきました。最初はギリギリのラインを越えるか、越えないかみたいな感じでちょっとずつでしたけど(笑)。他の若い選手とかは、やはりこの感じなのでビビっている人もいましたけど、若手の中では自分が一番最初に距離を詰められたと思います」


―仲の良さは伝わってくるのですが、喧嘩のようなものはありましたか?


岩下「それはありましたよ。輝綺は能力があったんですけど、試合に出てたり出なかったりという時期でした。自分のやりたいことと、チームの求めていることの狭間で歯がゆさを感じていたのかな。輝綺自身もコントロールできないときもあったので、厳しいことを言ったりしてテンションを上げさせたりはしていました。でも、彼がすごいのは、自分が言ったことに対して、全部やってくれる。もちろん全部やらなくても良いじゃないですか? そうしたら自分も考えるし、また輝綺も考えてくれる。一緒になってやっていた感じでしたね」


全文はエスパルスニュース2022年8月号に掲載。

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