練習レポート

NEWS / TRAINING

練習レポート

【J1第9節磐田戦プレビュー】運のなかった4月との決別

2007年4月30日

 開幕2連勝を飾り、リーグ戦を3勝1敗で終えた3月。ナビスコカップこそ思うような結果を出せずにいたが、順調なスタートを切った。エスパルスは4月に入ってからも自分たちのサッカーができる時間が長くなっていた。だが、徐々にコンビネーションが合い、決定的チャンスを作り出す回数が増えているにも関わらず、その最も大事なシーンでスタンドからはため息が漏れる場面が続いた。エスパルスのサッカーが理想に近づくのに比例して、勝ち星が増えるのがセオリーだが、この4月に限って言えば、そうはならなかった。耐える守備陣の頑張りに得点で応えたい攻撃陣、先頭集団から離されまいとする勝利へのプレッシャー、そして周囲の期待…。目に見えないほどのわずかなズレが、本来ならば勝てると思われる試合の流れをドロー、そして敗戦へと導いてしまった。4月のリーグ戦の成績は1勝2敗1分で、現在7位。首位との勝点差は6に広がり、落とした試合の重みがじんわりと響く。

 4月最後の横浜FC戦をドローで終え、試合後の会見では悔しさをにじませながらも「4月は少し運が無かったと思うしかない。ここで自信を無くしたり、悲観し過ぎてしまったりしてはチーム状態が良くならない、やってきているサッカー、展開という部分については悪くない」と長谷川監督は前を向いた。

 悪いからと言って、変えたり、捨てたり、投げ出してもいい結果が得られるとは限らない。貫く強さで昨シーズンの浮上を呼び寄せたのが長谷川監督だった。共に乗り越えてきた選手たちは、この壁にタフに立ち向かい、自力で乗り越えた先にこそ、勝利が待っていることを十分に理解している。だからこそ4月の戦いを、しっかりと見据え、けれども下を向かず、常に前を向いて戦ってきた。

 もう運のなかった4月とはサヨナラ。5月の初戦は日本平で迎える静岡ダービーであるこのめぐり合わせは、浮上のチャンスだというメッセージなのではないか。磐田はエスパルスの1つ上である6位。上を見すぎず、今は目の前の敵をしっかり倒すことを考えるしかない。満員の日本平で、もう一度セントウ集団に返り咲くきっかけをつかみたい。

 5月3日、聖地、日本平へ−

≪ 前のニュース | 練習レポート一覧 | 次のニュース ≫

PAGE TOP

当サイトに掲載している記事・写真・画像などの無断転載を禁止します。 Copyright (C) S-PULSE All Rights Reserved.