2017年07月06日

アスリート育成プロジェクト サッカーの動きに繋げるための準備〜基本姿勢から動作への発展〜


6月30日(金)に齋藤佳久PTがエスパルスサッカースクールコーチに対しアスリート育成に関するレクチャーと情報共有を行いました。

育成部とサッカー普及部のアスリート育成への取り組みでは、昨年スクールコーチへ育成選手の現状をお話し、「サッカー以外の運動能力が低い選手が多く、特に学校で行っている新体力テストでは上半身を使う項目で平均以下の選手がいる」など、サッカー選手である以前に取り組むべきことが多いという報告をしました。その中で、『基本姿勢の習得と体幹トレーニングのレクチャー・実践』を行いましたので、今回はそこからの応用ということで、『サッカーの動きに繋げるための準備』について説明させていただきました。







動くために効率の良い姿勢や構え、駆動力として必要な筋肉や自由度を増すために必要な筋肉など、より具体的な内容を解説し、それを促すためのトレーニングアイデアを紹介し実践していただきました。トレーニングの方法論だけではなく、「なぜ?」の部分の運動学や解剖学などについて理学療法士の視点から説明させていただきました。


実践はアスリートとして最低限必要な要素の内容でしたので、コーチの皆さん達は問題なくこなすことができていましたが、この当たり前の内容を出来ない選手がいることなどの現状も説明しました。









サッカーを始める子どもたちの低年齢化の影響もあり、育成選手の中にはサッカーしかしてこなかった選手も多く、自分の身体を自由に扱える運動能力に長けたアスリートが少ないことが現状で、今後もその様な選手が多くなることが予想されます。才能を発掘していくことも重要ですが、アスリートを育成し才能を作ることも今後は重要な要素になると思います。


その中で、キッズ〜ジュニア年代を担うサッカースクールでの活動は重要な意味を持つことになると思います。サッカーは足先だけで行うものではなく全身運動です。幼少期にはそれだけで通用するものも、身体が自由に動かないことで年齢が高くなるにつれ通用しなくなることも多くあります。通用しなくなってから取り組むのではなく、今のうちから全身を自由に扱える能力を身につけていってもらいたいと思います。


今後も育成部ではサッカースクールと連携し合い、サッカー選手としての土台を身につけ、トップチームで活躍できる選手育成に取り組んでまいります。