2016年12月06日

アスリート育成プロジェクト 動き出し、ステップ、方向転換の方法レクチャーと実践


先日U-15選手に上記内容のレクチャーと実践を行いました。

以前に走り方(基礎編)を実施し、その後の測定でスピードの改善は見られましたが、それはあくまで全力疾走時(スプリント)の話でした。例えスプリント時にスピードに乗っていたとしても、スプリントまでに時間がかかっていたり、止まる際に滑ってしまったりすると、全体としてはスピードが遅いという結果になってしまいます。

また、サッカーにおいては直線的な動きだけでなく、フェイントで走る方向を変えたり、相手に対応するためにステップを踏んだりと様々な能力を必要とします。

今回は応用編として、スプリントに至るまでとスプリントからのステップの方法を改善することで、全体を通してスピードを向上させることや、方向転換やステップの際の効率の良い身体の使い方などについてレクチャーと実践を行いました。



レクチャーの本題に入る前にまず、選手は日頃から基本姿勢や動きづくりや体幹トレーニングはデイリーメニューとして実践しており、そこでの姿勢が今回の内容でも土台となることを、物理や運動学などを交えながら説明し再度確認しました。

その後、映像を元に自分達は理にかなった動きをしているのかを確認し、世界で活躍している選手との比較も行いました。世界的に有名な選手と、日本人とでは体格や身体能力に違いがあるから仕方ない・・・と思うことも多いと思いますが、世界で活躍している選手は力任せでプレーをしているわけでなく、物理学的に理にかなった動きや、効率的に無駄のない動きをしているのです。








確かに、このような動きを教えられなくても出来ているということも能力になるかもしれません。身長や骨格はなかなか変えられなくても、これらの動きづくりに関しては意識と努力で近づけることは出来るはずです。むしろそこを避けていてはいつまでたっても世界の舞台で活躍することなど出来るはずがありません。このようなことも選手に対して説明をしたので、意識の部分からも変わってくれると信じています。


新しい身体の使い方は、言われてすぐに出来るものばかりではありません。レクチャー後のフィジカルトレーニングでも、まだまだ動きがぎこちなかったり、スピードが落ちてしまったりする選手も多かったです。しかし、日々の意識と努力の積み重ねで効率の良い動きを身につけて欲しいと思います。