2017年05月24日

アスリート育成プロジェクト U-12三島ランニングレクチャー


U-12三島の選手に対してランニングレクチャーを行いました。

レクチャー開始の前に、新村コーチより今回のレクチャー実施の趣旨や、サッカー選手にとってのスプリント能力の必要性について説明がありました。

サッカー選手にとって‘走る’という動作は基本中の基本であり、速く走れることはどこのポジションにとっても大切になります。長い年月で身に付いてしまった癖はなかなか改善することができないため、この基本動作についての姿勢やフォームの習得は、年代が早ければ早い方が良いと考えられます。今のうちに良いフォームや形を身に付けることで、今後、筋肉などもそれに見合った発達が期待できます。(姿勢が良い状態と悪い状態とでは、働く筋肉も異なります。そのため、使われる筋肉は発達しますし、逆に使われない筋肉は退化していきます。)


ランニングレクチャーといっても、走る姿勢だけを身に付ければよいというわけではなく、それ以前に、走る前の歩く姿勢、立つ姿勢、座る姿勢などで良い習慣がなくては身に付きません。そのため、U-12の選手はU-10入団時より基本姿勢や体幹トレーニングへの取り組みを行なっており、その延長として今回のレクチャーに至りました。

走る際には、実に多くの筋肉を働かせます。そのため、普段の姿勢や動作で筋肉を刺激していない選手が、走る時だけ・・・となると、効果が期待できないばかりでなく、場合によっては過負荷となり怪我につながる可能性もあり、注意が必要です。



今回はまず現状把握も含め、光電管を用いて50m走の計測を行い、その後に走るメカニズムを理科の理論を交えながら説明しました。重心、反発力など少し難しい内容にもなりますが、ただ形で覚えるよりも効率の良い走り方の原理を知ることで、今後の発展にも繋がると考えられます。







その後に柔軟性や全身を使った運動などのドリルを行い、最後にフォームを確認しながらランニング〜スプリントまでを行いました。今回行なったドリルは、スペースなども必要ないものばかりなので、練習時間だけでなく自宅などでの自主トレで身に付けていって欲しいと思います。













レクチャーの最後に再度50mを計測しました。すぐにタイムに反映されている選手と、そうではなかった選手もいましたが、フォームに関しては多くの選手で開始前よりも改善している印象を受けました。今回習得したものを、今後に活かせるか、また発展させられるかは本人次第となります。是非、少しでもパフォーマンスを上げるために継続して努力してもらいたいと思います。