2017年12月05日

アスリート育成プロジェクト 活動の近況報告


エスパルス育成部では、「サッカー選手である前にアスリートの要素を」をテーマに、2016年4月より≪エスパルスアスリート育成プロジェクト≫をクラブとして立ち上げ、サッカー選手としてのフィジカル面の土台作りを中心に、姿勢や基本動作、運動能力の評価から動き作りの指導実践などを行い、選手のサッカースキル向上に加えアスリート育成に対しての取り組みも行っております。

活動の近況報告をレポートします。



『フィジカルテスト』

エスパルス育成部ではジュニアは年に1回、ジュニアユース、ユースは年2回のフィジカルテストを行っております。内容は、瞬発や跳躍、持久力などサッカーに必要な5項目を計測しています。ジュニアからユースまで統一した項目で計測していくことで、選手の成長がわかりやすくなります。トップに昇格した選手がジュニアユース年代ではどの程度の結果であったのか。また、その選手がどの様に成長していったのかも明確であり、各年代の選手が目標を立てる上でも役立てています。


育成年代は選手の身体の成長に伴い、計測結果の数字は向上しやすいですが、向上したことだけに一喜一憂することなく目標からの逆算を行い、更に向上するためにはどの様な取り組みを行えばよいのか、考えて取り組み、選手として更なる成長に繋げてもらいたいと思います。







『U-13ランニングレクチャー』

U-13の選手は、入団当初から基本姿勢・動作を中心とした身体の土台作りに力を入れております。基本が少しずつ出来てきたこの時期に、基本からの発展としてランニングレクチャーを実施しています。今回は速く走るためのメカニズムを理解し、フォームを形成するためのドリルを指導しました。


サッカー選手にとって走るという動作は根幹であり、現代サッカーでは走れる選手が当たり前になってきています。新しい動きを習得するためには反復練習が必須であり、自分のものになるまでには何万回とのトレーニングが必要であります。トレーニングの時だけでなく、日常生活から取り組み、自らの成長に繋げてもらいたいと思います。







『キック動作レクチャー』

ジュニアユースの選手を対象にキック動作のレクチャーを実施しました。ボールを蹴るという動作を、「強く」「コースの幅」「駆け引き」などをテーマに、そのメカニズムについて海外の選手の映像を用いながら解説しました。


キックの際の身体の使い方については、普段のトレーニングにおいてコーチから指導を受けており、意識して取り組んではいますが、メカニズムを理解することでよりイメージが付きやすくなったと思います。また、自分たちのキックの映像と比較することで、意識と表出とのズレが生じている選手も多く、再確認が出来た選手も多いと思います。


「しているつもり」の選手が多く、ボディイメージと実際とのズレは成長に大きく影響を与えます。指導や修正の助言に対して、改善のために取り組むことは重要ですが、自分を客観的に見ることができる力も重要です。現代ではビデオなどの映像ですぐに確認出来るので、言われたことだけを行うのでなく、それがイメージ通りに行えているのかを自分で評価が出来るようになってもらえればと思います。