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【C大阪戦プレビュー】~首位C大阪を引きずり下ろすのはエスパルスの役目~

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エスパルスは前節アウェイ鳥栖戦に挑んだ。前半6分にトリックプレーから失点。さらに20分には、エリア手前でショートパスをつながれ、最後は原川力に押し込まれて序盤で2失点を喫してしまう。エスパルスは前半終了間際、松原后がドリブルでゴールライン際から鋭いクロス。ファーサイドから長谷川悠は無人のゴールに押し込むだけだったが、これを決められず最大のチャンスを逃してしまう。しかし59分、竹内涼のクロスに、その長谷川が汚名返上となるゴールを決めて、あと1点。だが、刻々と時間が過ぎるなか、どうしてもあと1点が届かず、後半戦初の黒星となってしまった。

今節への課題はやはり守備になるだろう。試合後、小林伸二監督が「2点を取られると3点取るのは難しい」と話したように、追いかける展開は厳しい。2試合連続前半で2失点を喫しているという悪い流れを断ち切り、無失点で抑えたいところだ。

前回対戦の第15節のアウェイゲームでは、3分に鄭大世が先制ゴールを奪い、そのまま試合は90分経過。そこから思わぬ事態が訪れる。後半アディショナルタイム4分に突入したところでPKを献上してしまう。これを清武弘嗣に決められて、まさかのドロー。気の緩みというには酷な判定だったが、このような隙を付いてくるところが、C大阪の強さでもある。今節は試合終了の笛が鳴るまで、集中をすることが求められる。今季リーグ全試合で先発していた六平光成が累積警告で出場できないが、代わりに出た選手も含めてチーム全員で声を出し合って引き締めていきたい。

攻撃面では長谷川が現在リーグ2試合連続ゴール中。非公開練習でも、小林監督が「調子は良さそうだ」と話しているように、09年山形時代に挙げた自身の記録であるリーグ3試合連続に並ぶゴールに期待がかかる。

C大阪は前節、未だ負けなしのホームで札幌と対戦。試合はいきなり動いた。試合開始から約30秒、リカルド サントスがドリブルでエリア内まで突進すると、ディフェンスに奪われるが、こぼれ球を杉本健勇が豪快に突き刺して先制。さらに26分にはソウザが直接FKを叩き込んで2点目、2分後には、丸橋祐介のクロスに杉本が合わせ点差を3点に広げる。83分に菅大輝にゴールを決められて完封とはならなかったが、序盤の3点で試合はほぼ決まっていた。

強力な攻撃陣の中でも最も警戒が必要なのは、現在まで5試合連続ゴールを決めている杉本だろう。興梠慎三とならぶ13得点でリーグ得点ランクトップタイ。5試合で7得点と驚異的な追い上げを見せている。杉本は右足で6得点、左足で3得点、頭で4得点と満遍なく得点を奪っている万能型だ。杉本に決められ、チームを勢いづかせるということは避けなければいけない。

また、C大阪は前節ソウザが直接FKを決めたように、セットプレーからの得点も全体の3割を占める。エスパルスは前節、久しぶりにセットプレーからゴールを決められてしまったが、もう一度しっかりと確認する必要があるだろう。

今節から始まる「超ドSシリーズ」。真新しい黒いユニフォームをまとい、まずは1勝を。第17節終了時点で首位に立ち、1試合多いながらも首位を守り続けているC大阪を引きずり下ろすのは、上位チーム相手に滅法強いエスパルスの役目だ。



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2017明治安田生命J1リーグ 第21節   
8月9日(水)19:00キックオフ 

清水エスパルス vs セレッソ大阪
@IAIスタジアム日本平

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