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【川崎戦プレビュー】~2連勝で勢いに拍車をかけよう~

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3連敗で迎えた前節甲府戦は死闘だった。立ち上がりから甲府にボールを持たれる展開が続くなど、苦戦を強いられることになる。その中でもチャンスはあった。28分に白崎凌兵のクロスからミッチェル デュークがダイビングヘッドで合わせるもゴール左。前半アディショナルタイムには、松原后のクロスに再びデュークが合わせたが枠を捉えることができなかった。前半を折り返し、後半はボールを持つ時間も増えると、70分だった。デュークが相手選手と接触し頭を押さえて痛がると、甲府ディフェンスの足が止まった隙をついてヒールパス。北川航也がワントラップからゴールに叩き込んだ。守備陣も最後まで強力外国籍選手を封じて完封勝利となった。

この勝ち点3は、残留争いに突入する危機感からは、やや開放されることとなった。しかし、これから先を考えると、
この内容を続けて、今後も勝てるかと言うと難しい
と角田誠が言うように、試合内容という点では物足りない試合になってしまった。ボールを保持することができず相手に主導権を握られる展開は、常に危険が潜むことになる。押し込まれる時間はもちろんあるにせよ、自分たちがボールをしっかりと回す時間を増やしていかなければいけない。

一方、川崎Fは今節の3日前にACL準々決勝第2戦、浦和戦を行っている。川崎Fは第1節を3-1で勝利しており、優位な立場で試合に臨んだ。19分にエウシーニョのゴールで先制点を挙げ、さらに準決勝進出を手繰り寄せる。しかし、35分の興梠慎三のゴールで1点を返されると、38分に車屋紳太郎の退場で浦和に勢いづかせてしまう。70分には、コーナーキックからズラタンに押し込まれ、さらに84分にはラファエル シルバのゴールでとトータルスコア4-4。さらにその2分後には、高木俊幸が決めて浦和が逆転。川崎Fにとっては、まさかの準々決勝敗退となった。

それでも、川崎Fはリーグでは前節横浜FMとの神奈川ダービーを制して2位に浮上。現在3試合連続ゴール中の小林悠を始め、中村憲剛、阿部浩之、家長昭博というリーグ屈指の攻撃陣は好調だ。エスパルスとしては、前回対戦でもそうであったように、圧倒的な技術の高さを見せる攻撃をいかに封じるかを考えなければいけない。また、最後まで守り抜いた甲府戦のように、今節もゴール前で体を張った守備も求められる。

今節は左サイドバックで全試合先発していた松原后が累積警告で出場停止。力強いドリブルで前に運ぶという唯一無二の存在はなくなるが、
その分、(ボールを)流動的に回さなければいけないので、それが逆に良い方向に転がれば
と二見宏志が話すように、代わりに入る選手とコンビネーションを使って攻め込みたいところ。

エスパルスは、現在ホーム2連敗中。柏、浦和と強豪が相手だったにせよ、そろそろサポーターに勝利を届けたい。ホーム川崎F戦は、通算成績で7勝2分3敗と勝ち越している。けが人も続々と戻ってきており、選手の層も厚くなるなど、エスパルスに流れは来ている。ここで上位を倒すことになれば、さらに勢いは増し、自信がつくことは間違いない。



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2017明治安田生命J1リーグ 第26節   
9月16日(土)18:00キックオフ 

清水エスパルス vs 川崎フロンターレ
@IAIスタジアム日本平

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