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【鹿島戦プレビュー】~チケット完売の開幕戦。アイスタで、まずは1勝を~

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ついに今季のリーグ開幕となる。対戦相手は、15年と同じ鹿島。しかも、その時と同様ホームアイスタでの試合となる。15年の開幕戦は40分に大前元紀のゴールで先制、1点返されるも74分に本田拓也のゴールで突き放すと、アディショナルタイムに大前のゴールで3点目を挙げて快勝している。鹿島にはそれ以来勝利はないが、あの時と同じく堂々とした試合運びを見せたい。

これまでチームは三保で東海学生選抜と、鹿児島キャンプではJ3鹿児島、今季からJ1に昇格した長崎、そしてJ2岐阜と練習試合を行った。東海学生選抜戦はともかく、鹿児島戦、長崎戦では攻撃の形に苦しむ場面が見られた。しかし、キャンプラストゲームとなった岐阜戦では、これまでのモヤモヤとした気持ちを吹き飛ばす会心のゲーム。1本目は0-0で終わったものの、迎えた2本目はクリスランのPKで先制すると、16分には金子翔太が左サイドからゴール前まで切り込んで右足でネットを揺らし追加点。30分には交代出場となった鄭大世がコーナーキックから頭で合わせて3点目を挙げる。鄭大世はその直後にも、同じくコーナーキックの流れから4点目を奪って、この45分では4-0と相手を圧倒した。また、三保に戻ってからは、甲府と非公開で練習試合を行っている。試合後、ヤン ヨンソン監督は、
キャンプよりさらに良くなっている。(85点くらい?)そう捉えてもらって良い
と話しているように、開幕に合わせて調子は徐々に上がってきているようだ。

一方鹿島は、すでにAFCチャンピオンズリーグを2試合こなしている。グループステージMD1では上海緑地申花と対戦した。序盤にコーナーキックの流れから先制を許すが、51分にペドロ・ジュニオール、鈴木優磨の連続シュートでゴールを脅かすと、GKが弾いたところを遠藤康が押し込んで同点に追いつく。その後も両チームともチャンスを作るが得点を奪うことができずドローに終わった。続いてMD2では水原三星との対戦。メンバーを3人代えた鹿島は8分、初戦は出番のなかった金崎夢生が相手のブロックを上手く抜け出してゴールに流し込んで先制。その後、相手にPKを与えてしまう絶体絶命のピンチを迎えるも、クォン スンテがセーブ。後半に入って59分、クロスから鈴木が頭で合わせると、ファーサイドから走り込んだ金崎が押し込んで2点目。89分に1点を返されるも、リードを守り抜いてACL 1勝目を挙げた。

今季の鹿島はウニオン・ベルリンから元日本代表の内田篤人を獲得。さらに、東京Vから安西幸輝と両サイドバックを補強した。元エスパルスの犬飼智也も含めて、ディフェンス陣はより充実しているようだ。大きな補強のなかった攻撃陣は、金崎が順調にゴールを決めているように好調を維持。盤石の体制を作っている。エスパルスは、そのチームを切り崩していかなければいけないことになる。

開幕戦のチケットは完売し、注目度の高い試合となる。エスパルスは昨季ホームで3勝しかできなかったが、今年こそホームに強いチームにならなければいけない。鹿島との通算の対戦成績は24勝8分24敗と五分。昨季2位の鹿島に勝って、満員のエスパルスサポーターに復活を印象づけたい。


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2018明治安田生命J1リーグ 第1節   
2月25日(日)13:00キックオフ 

清水エスパルス vs 鹿島アントラーズ
@IAIスタジアム日本平

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