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【タイ遠征レポート⑦】エスパルスSS U-15選抜

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予選リーグを1位通過したエスパルスSS U-15選抜チームは、本日、決勝トーナメントの1回戦を戦いました。AEの5つのグループの1位5チームと2位から3チームの合計8チームのトーナメントになります。

相手は
Aグループ1位のチョンブリFCでした。くしくもチョンブリとは昨年、この大会で決勝を戦い、惜しくも敗れた相手だけに、リベンジを誓って臨みました。
選手たちは、アップから今まで以上に緊張しているように見受けられましたが、試合が近づくにつれ、いつもと同じように明るく、声も出るようになってきました。

前半は幅広く選手を配置して大きく展開してこようとする相手に苦戦し、押し込まれる場面も多くありました。しかし、チームの約束事である「サイドに追い込んで奪う」ことをチーム全体で実行し失点を許さず、0−0でハーフタイムを迎えました。
ハーフタイムでは、相手のボランチに簡単にサイドを変えられないようにしよう、高い位置を取る相手のサイドバック裏のスペースに奪ったボールを入れていこうということを確認し、ピッチに出ていきました。

後半に入ると、エスパルスの狙いが当たり、たびたびチャンスを作り出しました。そして後半18分。山本隼大が右サイドからのセンタリングに合わせて先制点を奪いことができました。
しかしその後、チョンブリFCもディフェンスラインからロングボールを蹴り込んできます。エスパルスも大石龍毅、田中颯汰の両CBがこれを弾き返していました。苦しい時間を耐え、後半もロスタイムに入りました。しかし、後半38分、ラストプレーで左サイドを破られゴールを許してしまいました。
70分の戦いは1-1で終え、試合はPK戦で勝敗を決することになりました。そして、そのPK戦では3−5でまたしてもチョンブリFCに敗れてしまいました。

準備の段階から、成果も課題も多く存在したこのゲーム。選手たちはここからきっと多くのことを学び取ると思います。非常に悔しい結果となりましたが気持ちを切り替え、明日からの試合に全力を注ぎたいと思います。
 

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