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【長崎戦プレビュー】~ここが踏ん張り時。過密日程を制するのはエスパルスだ!~

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エスパルスにとって今季リーグ初の平日ナイトゲームとなる今節。中3日という過密スケジュールで、選手たちの疲労も考えると、過酷な試合になることは間違いない。しかし、ここが勝負どころになる。現状エスパルスは5位という好位置に付けているが、15位の名古屋とは勝ち点差2しかない。もちろん、勝ち点3を獲得すれば、2位浮上の可能性も残している。この試合の結果で大きく順位が入れ替わることも考えられる大事な試合になりそうだ。

前節静岡ダービーは、どちらが先に音を上げるのか、我慢比べのような試合になった。前半は開始から数秒の金子翔太のミドルシュートから始まり、石毛秀樹のポスト直撃のミドルシュート、ミッチェル デュークの反転からのシュートなど、相手ゴールを脅かしたが無得点。後半は磐田にペースを持っていかれたものの六反勇治のファインセーブなどもあり、粘り強く守って得点を許さない。逆に石毛が上手くゴール前に飛び出してシュートを放つが、カミンスキーのファインセーブもあった。その結果、お互い痛み分けとなる勝ち点1。最低限の結果を手にすることになった。

エスパルスはここ3試合で勝ち点2と、序盤の勢いがやや落ちてきており、ここで再び盛り返しておきたい試合になる。好調だった攻撃陣も、ここ2試合は無得点に終わっているが、
チャンスは作っている
とヤン ヨンソン監督が話すように、あとは最後の決定力の部分を残すのみ。そこをどれだけ詰められるかというところが勝負のカギになる。ただ、交代の1番手として出場した白崎凌兵が
1つ得点が入れば、また取れるようになると思う。そのきっかけになりたい
と気合を見せるように、選手たちはそれぞれ現状を打破しなければいけないという意識は失ってはいない。まずは3試合ぶりのゴールを、どんな形でも決めていきたい。

長崎は0勝2分4敗の17位。ルヴァンカップでは湘南戦、鳥栖戦と現在2連勝中だが、リーグでは苦しんでいるようだ。その原因として挙げられるのは守備面。前節FC東京戦は、その課題が浮き彫りになった試合でもあった。

試合序盤の4分にディエゴ オリヴェイラに早くも先制を許してしまう苦しい展開。15分にはゴール前のクリアにもたつき東慶悟に詰められて早々に2失点目を喫する。22分に中村慶太がCKから1点返したものの、40分にもゴールを許して前半は1-3で折り返す。後半は50分にPKから失点するが、53分には中原彰吾のパスカットからファンマがドリブルで持ち込み、最後は中原が押し込んで再び2点差に戻す。それでも、その直後にディエゴ オリヴェイラにハットトリックとなるゴールを決められ、長崎は2-5で敗れた。この結果、長崎の総失点13はリーグワーストになっている。

この試合のように毎試合失点は喫しているもの、一方で攻撃陣は7得点を挙げている。特に第2節に豪快なミドルシュートを叩き込んだ元エスパルスの澤田崇は気合十分で来るだろう。エスパルスはダービーで5試合ぶりに無失点に抑えたが、その粘り強い守備を続けていきたいところだ。

長崎とは16年にJ2で対戦している。第2節アウェイの対戦では3-0で快勝。エスパルスのJ2初勝利となった試合だ。また、第28節のホームでも2-0で勝利し、2戦2勝と相性は良い。もっとも、両チームとも選手が大きく変わっており、それほど単純ではない。鹿児島キャンプでは練習試合で対戦したが、45分×3本で行われた2本目に先制を許している。3本目に金子のPKで何とか同点に追いついたものの、簡単にはいかない試合になることは間違いない。

長崎はアウェイゲーム3戦3敗。一方、エスパルスはホームで未だ勝てていない。そのジンクスを打ち破るのは、言うまでもなくエスパルスの方だ。


 公式モバイルサイトでは、ヤン ヨンソン監督と選手の試合前日コメントを公開!! 


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2018明治安田生命J1リーグ 第7節   
4月11日(水)19:00キックオフ 

清水エスパルス vs V・ファーレン長崎
@IAIスタジアム日本平

<放送>
DAZN/静岡放送
エフエムしみず

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