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【磐田戦プレビュー】~今季3度目のダービーは、グループリーグ突破がかかる一戦に~

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4月18日甲府戦以来のルヴァンカップとなる。その間にリーグ5連戦があり、2勝3敗という成績になっている。その中で現在は2連敗中。特に前節の相手鳥栖はリーグで7連敗という状況だった。しかし、不運なPKを取られて先制され、直後にオウンゴールで追いついたものの、そこから2失点を喫して敗れた。今は流れが良いとは言えない状況だ。

チームとして再び勢いを取り戻すには、勝利しかないだろう。特に今節はダービーとなる。何度も書いているように、昨季は磐田に3戦3敗。しかし、今季はここまで1勝1分と未だ負けていない。ことダービーに関して、苦手な雰囲気は一切ないだろう。ただ、そこがダービーの怖いところでもある。1戦1戦が真剣勝負となる。

磐田は、リーグでは現在2連勝中。第6節で対戦した時には順位で磐田を上回っていたが、エスパルスが第12節広島戦で敗れてからは順位で上回られている状態だ。磐田はリーグ前節、柏と対戦している。アウェイに乗り込んだ磐田は、14分右サイドの伊東純也の突破を許してしまう。グラウンダーのクロスに合わせたのは江坂任。柏の得意な攻撃から先制を許してしまう。しかし、23分に磐田が追いつく。松浦拓弥がバイタルエリアでボールを持つと、柏ディフェンス3人が寄せる。そこからフリーの山田大記にボールが渡り、これを確実に決めて同点。終盤の84分、右サイドから荒木大吾のクロスに中央に飛び込んだ川又堅碁の豪快なヘディングシュートが逆転ゴールとなり、磐田はリーグ2連勝となった。

以上はリーグ戦での内容だ。しかし、逆転のゴールをアシストした荒木などは、ルヴァンカップでも活躍を見せており、今節にも絡んでくるだろう。また、その試合ではベンチに終わったが、小川航基などの若手も出場が予想され、磐田の攻撃陣には迫力がある。エスパルスは、ここリーグ2試合で5失点と守備の立て直しが必要となる。もう一度無失点に抑えるということを意識しながら試合を進めていきたい。

エスパルスのルヴァンカップ前節は甲府戦。開始から14秒で村田和哉のゴールで先制するも、50分に道渕諒平のクロスからオウンゴールで引き分けに持ち込まれている。一方の、磐田は札幌と対戦。点の取り合いになった。内村圭宏のゴールで先制されるが、太田吉彰、中野誠也のゴールで逆転。しかし、後半に入ると一変、69分にはジュリーニョに、90分に宮吉拓実にゴールを決められ2-3で敗れた。この結果、Bグループは勝ち点7でエスパルス、甲府が並び、勝ち点6で磐田が3位。勝ち点3の札幌と続く。

この結果、エスパルスが磐田に勝利するとエスパルスの勝ち点10、磐田が6にとどまることになり、最終戦を残してグループリーグの突破が決まる。それは当時のナビスコカップ鹿島との決勝に挑んだ12年以来となる。これまでカップ戦では苦しんできていたが、ここで一気に駆け上がりたいところだ。ヤマハスタジアムで行われるダービーは13年10月27日以来、約4年半ぶり。ダービーでの勝利、グループリーグ突破、そして公式戦の連敗を止めるという3つがかかる大きな勝利を手にしたい。



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2018YBCルヴァンカップ グループリーグ 第5節   
5月9日(水)19:00キックオフ 

ジュビロ磐田 vs 清水エスパルス
@ヤマハスタジアム

<放送>
スカパー!

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