NEWSニュース

【キャンプレポート】7/4(水) 練習レポート

©︎︎︎S-PULSE

御殿場キャンプ最終日となった7日目は、12時から浦和と、14時20分から専修大学と練習試合を行った。まさに、ここまでやってきたキャンプの集大成の試合になる。

浦和は現在リーグでは14位と低迷しているが、この順位にとどまるようなチームではない。実際、ロシアワールドカップ日本代表に槙野智章、遠藤航の2選手が選出されて不在となっているが、それでもこの試合のメンバーの顔ぶれを見ていても、全く遜色はなさそうに見える。エスパルスにとっては難しい試合になった。

試合は、開始早々にクロスを合わされてピンチを作ってしまう。その後は落ち着いて中を固めて、エリア内には入れさせなかったが、12分にミス。六反勇治のゴールキックを前に運ぶことができず、逆に相手に奪われ、そこからカウンターを受けてしまう。マルティノスに独走を許し、早々に先制点を許してしまった。

それでも33分、ゴール前に縦パスが入ると、斜めに走り込んだ石毛秀樹が後ろに落として北川航也のシュート。これは西川周作にセーブされてしまうが、この試合初めて惜しいチャンスを作る。この1本のシュートから流れを作ると、その直後には右サイドでボールを受けた松原后がカットインから左足を振り抜く。ボールはゴールに向かって飛ぶも、再び西川のファインセーブに遭ってゴールを奪うことができなかった。

1点のビハインドを負って後半に突入。エスパルスはGKが植草裕樹に代わった以外、フィールドプレーヤーは変わらず。その植草がシュートを何度も防いでいたが、11分には右サイドを崩されて失点。なかなか劣勢の状態から抜け出せなかったが、14分に相手エリア内で石毛が倒されてPKを獲得。キッカーは鄭大世。これを落ち着いて決めて1点差に詰め寄る。その後、途中出場の飯田貴敬が右サイドを駆け上がってチャンスを作る場面や、同じく交代で入ったミッチェル デュークが逆の左サイドを抜け出したりと、次第にサイド攻撃が機能し始める。31分には、松原のクロスに、逆サイドの飯田が頭で落として、中央の鄭大世がワントラップからシュートを放ちネットを揺らすが、これは惜しくもオフサイドの判定。39分には、エリア内で金子が倒されて再びPKを獲得。だが、金子のPKは左ポストに直撃し、同点のチャンスを逃した。エスパルスは得点のチャンスがありながら、決めきることができずに敗れてしまった。

続いて行われた専修大学戦では、メンバーを大幅に代えて臨んだ。序盤から右サイドの村田和哉が、トップで先発したデュークが、さらにセンターバックの西村恭史がシュートを放つが、得点を奪うことができない。その後は、専修大にも決定的なチャンスを許すという、ノーガードのような試合になってしまった。

それでも両チーム無得点で前半を終えると、後半に入ってようやく試合が動く。17分に、後半から出場のクリスランが前線でボールを受けるとドリブルを開始。まだゴールまで距離があったが、強引に左足を振り抜くと、ネットを豪快に揺らして先制。しかし、その2分後、相手のシュートがディフェンスに当たってコースが変わるという不運な失点で同点に追いつかれる。さらに31分に、スルーパスを通されて逆転のゴールを決められてしまうという危機的な状況に。それでも38分にディフェンスの裏に抜け出した平墳迅が、相手のオウンゴールを誘って同点に追いつき、40分には、エリア手前の絶好の位置からフリーキックのチャンス。高橋大悟がコースを突いたキックで相手ゴールに迫るが、相手GKのファインセーブで得点とはならなかった。結局試合は、そのまま終了しエスパルスは勝ち切ることができなかった。

2試合を通じて、勝利を収めることができなかったが、

「冷静に考えて、内容はどうだったのかというところをしっかり見ていかなければいけない。1試合目、2試合目とも上手くできなかったところはあったが、攻撃の形が見えたり、チャンスを作れていた。ポジティブなところも見られていたと思う」

とヤン ヨンソン監督は話している。浦和戦にしても、鄭大世のシュートがオフサイドでなければ、金子のPKが決まっていれば…。タラレバになるが、得点のチャンスは多く作れていた。それは専修大戦にしても同じ。結果だけを見て成果が出ていないと判断するのは早計だ。来週の天皇杯甲府戦、その次の週のリーグ再開となるC大阪戦が終わった時、このキャンプが意味あるものだったと思えるようにしたい。

※その他写真は、ページ最下部をご覧ください。

・【キャンプレポート】7/4(水) 練習レポート
・【キャンプレポート】7/3(水) 監督コメント
・【キャンプレポート】7/3(水) 選手コメント

========================================
公式モバイルサイトでは、キャンプ期間中、オリジナルコンテンツを続々配信中!!
エスパルスのキャンプ情報はモバイルサイトでお楽しみください♪


【キャンプコンテンツ】

御殿場日記
三保日記の御殿場篇。選手達の素顔に迫ります!
エスパルグラム
写メはもう古い!?ということで名前も一新!若手選手達がキャンプ中のオフショット写真を激写しまくり!

●【PCで閲覧の方』
エスパルス公式モバイルサイトへのアクセス方法はこちら


●【スマホで閲覧の方』
2018御殿場キャンプ特集モバイルサイトはこちら


●【ガラケーで閲覧の方』
2018鹿御殿場キャンプ特集モバイルサイトはこちら

========================================

©︎︎︎S-PULSE

©︎︎︎S-PULSE

©︎︎︎S-PULSE

©︎︎︎S-PULSE

©︎︎︎S-PULSE

©︎︎︎S-PULSE

©︎︎︎S-PULSE

©︎︎︎S-PULSE

ニュース一覧

あなたにオススメのニュース