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【育成だより】清水エスパルスユース『第42回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会』レポート⑥

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クラブユース決勝戦の相手は大宮アルディージャユース。準決勝ではサンフレッチェ広島ユースとの試合で劇的な逆転勝利で勢いに乗っているチームです。予選リーグで対戦した時は0対0の引き分けで、1人1人の技術が高く、その中でも強さや速さを兼ね合わせたバランスの取れたチームです。
1,200名もの観客数、素晴らしいピッチでの最高の舞台で選手達もウォーミングアップから集中して入りました。この日も30度を超え、お互い6試合を戦ってきて疲労も溜まってきている中で、交代選手も含め総力戦となります。

立ち上がりボールを保持しながらチャンスを作り、前半12分に左サイドをMF青島太一選手が巧みなドリブルからそのままコースを狙ったシュートが決まり先制点を奪いました。その後相手のパスワークに後手になり守備的な時間帯が多くなるも、チームとして粘り強く守り、アディショナルタイムにはFW齊藤聖七選手の個人技でゴール前に侵入。右サイドにポジションを取っていたMF山崎稜介選手に展開し、齊藤聖七選手が再び受けたパスをワンタッチで流し込み追加点を奪い、前半を2対0で終えました。

ハーフタイムに平岡監督からは「2対0というスコアは一番気を抜いてはいけない。守りに入るのではなく3点目を取りに行くこと。後半の入りは積極的にプレーすること。残り45分も楽しむことを忘れず笑顔で帰ろう!」とあり、もう一度スイッチを入れ後半に入りました。

後半相手は積極的にメンバーを入れ替え、得点を奪いにきました。ボールを動かされ守備的な場面が増え、苦しい時間帯が続くも、選手達は最後まで集中を切らさず、相手にゴールを与えません。相手の猛攻に対して、最後まで選手達は足を止めず声を掛け合い、終了のホイッスルが鳴り、見事2002年以降16年ぶり2回目の優勝を掴み取ることができました。

試合終了後ピッチに立っていた選手達、サブとして準備し、チームのサポートも積極的にしてくれた選手達、スタンドで応援してくれた選手達、遠いところまで応援に駆けつけてくれた関係者・保護者やOB・サポーターの方々、みんなでこの喜びを分かち合いました。タイトルを取れたことはもちろんですが、予選リーグから決勝までのこの期間で、選手1人1人の成長を感じることができたことが一番の収穫と言えます。この経験をプレミアリーグ後期やJユースに繋げられるように頑張りたいと思います。

日頃から活動をサポートいただいている全ての皆様に改めて感謝の気持ちでいっぱいです。チーム一同、心より御礼申し上げます。

今後ともエスパルスをはじめ、エスパルスユースへのご声援よろしくお願いします。


【齊藤 聖七】
日本一になることができました。
これは、サポーター、チームメイト、スタッフの支えがあったからこその結果です。本当に心から感謝しています。そして、最高な舞台を全力で楽しむことができ、チームや個人の成長へと繋がったと思います。
まだプレミアリーグやJユースカップが残っています。この結果に満足することなく、更なる成長を求めて日々努力していきたいと思います。
改めて本当に熱いご声援ありがとうございました。


【佐野 陸人】
まず、優勝できてとても嬉しいです。今大会では「joy」をテーマにチーム一丸となって戦うことができました。自分自身、課題がたくさん出ました。この結果に満足することなく次のステップに進んで行きたいと思います。このような素晴らしい経験ができたのもスタッフ、両親、そしてサポーターの方々がいたからだと思います。感謝の気持ちを忘れずに頑張っていきたいです。


【佐塚 洋介】
今大会は2失点しかしなかったのが優勝の大きな要因だと思います。また、メンバー全員が優勝という目標に向かって一致団結していました。これからもタイトルを取れるように頑張ります


【天野 友心】
この大会を通して、ベンチで出てる選手たちのサポートをすることがほとんどで、悔しい思いもしてきました。けど、いま自分のできる事を精一杯やろうと思い、声をかけたり、盛り上げたりしてきました。そして、決勝戦で短い時間でしたが出場する機会をもらい、自分にとっては重みのある時間でした。本当にここまで頑張ってきて良かったなと思ったし、こうやって出させてくれた監督やスタッフ、背中を押してくれた仲間達、本気で応援してくれるサポーター、家族、今まで自分に関わってきた全ての人達に感謝したいです!

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