NEWSニュース

【鹿島戦プレビュー】~次は4連勝へ。快進撃はまだまだ続く~

©︎︎︎S-PULSE

エスパルスは前節、ホームで鳥栖と対戦した。前半18分に、白崎凌兵のロングボールにドウグラスが抜け出したところ、ディフェンスに倒されPKを獲得。これをドウグラスが落ち着いて決めて先制点を奪う。その後もフェルナンド トーレス、金崎夢生という豪華な前線も抑えきり、終盤に投入された豊田陽平にも仕事をさせず、エスパルスは14年以来のJ1リーグ3連勝を達成した。

対する鹿島は、前節FC東京と対戦した。FC東京はメンバーを大幅に入れ替えて臨んだが、鹿島はその相手に苦戦することになった。13分、左サイドの安西幸輝のクロスが直接ゴールに飛び込んで鹿島が先制。しかし、19分にディエゴ オリベイラがディフェンスを力で抑えてボールを受けると、右サイドに展開する。室屋成のクロスに、富樫敬真が押し込んで同点にされる。ここから膠着状態が続いたが、FC東京が動いた。長谷川健太監督は75分に2枚替え。永井謙佑、リンスとFWを入れ替えると、その直後だった。リンスと永井のコンビネーションで相手陣内に入ると、永井が自慢のスピードで抜け出す。そのままゴール前に転がし、最後はリンスが押し込んで逆転。鹿島らしくない試合で、中断明け初めての黒星を喫した。

鹿島はACLの関係で後半戦はゲームが詰まっており、ここまでで5試合を消化している。台風の影響で中止もあったエスパルスの3試合という試合数を比べても、そのコンディションに違いはあるかもしれない。そこは優位に試合を進めたいところだ。

エスパルスは現在ドウグラスがエスパルスデビュー戦から2試合連続でゴールを決めている。その2得点は全て決勝点となっており、エスパルスの勝利に貢献していることは間違いない。北川航也は前節ゴールこそ無かったが、それまで2試合連続ゴールを決めていた。2トップは好調だ。しかし、前節の数字を追うと前節のシュートはわずか2本だけ。相手ゴール前で崩しているようには見えたが、フィニッシュまで至っていなかったというのが現状のようだ。鹿島を相手に、このままの内容では難しい。最後の瞬間まで集中して、ゴールを奪って勝利を手にしたい。

エスパルスは14年に記録した4連勝へ、あと1勝に迫っている。中断明けから全勝しているチームは、エスパルスのみ。いま、最も勢いに乗っているチームと言って過言ではない。この勢いを続けていけば、より高い順位を目指すこともできる。

今節は開幕戦と同じカード。その試合は、結果こそ同点に終わったが、今季を戦う上で大きな自信となった試合だろう。鹿島の攻撃を、リーグ初出場の立田悠悟が加わったディフェンス陣が押さえ込んだ。攻撃では40分にエリア内で石毛秀樹が倒されPKを獲得し、クリスランが決めることができなかったが、鹿島を追い詰めることもできていた。

前回対戦のような熱い戦いをして、今度こそ勝利を収めたい。暫定順位では、8位エスパルスと9位鹿島との直接対決。相手も死に物狂いでくるだろう。ましてや、鹿島のホームだ。そこで、勝利を収めることで、ここまで積み上げた自信を本物にしたい。



 公式モバイルサイトでは、ヤン ヨンソン監督と選手の試合前日コメントを公開!! 


**********

2018明治安田生命J1リーグ 第20節   
8月5日(日)18:30キックオフ 

鹿島アントラーズ vs 清水エスパルス
@カシマスタジアム

<放送>
DAZN

公式モバイルサイトでの『LIVEテキスト速報』でもお楽しみいただけます。 

**********

●エスパルス公式モバイルサイトへのアクセス方法はこちら>>

ニュース一覧

あなたにオススメのニュース