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【湘南戦プレビュー】~上位進出に向けて、また1つ階段を上る~

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エスパルスにとっては2試合目となるフライデーナイトJリーグ。この注目の集まる試合で、エスパルスは14年以来となる、4年ぶりの4連勝を目指すことになる。

エスパルスの前節は2週間前、広島との対戦だった。ダービーでの大勝の勢いそのままに、序盤からボールを支配すると、19分。右コーナーキックからのサインプレー。石毛秀樹がボールをニアに転がすと、ゴール正面の位置から走り込んだ北川航也がゴールに流し込んで先制する。さらに、後半開始早々となる47分には、クリスランの負傷によって交代出場をしていた鄭大世が、北川のラストパスを押し込んで2点目。終盤は広島の猛攻を受けるも、六反勇治がファインセーブを連発し完封勝利。エスパルスは3連勝となった。

一方の湘南は、台風24号の影響で延期になっていた第28節磐田戦が、今節の3日前である10月30日に行われた。34分、磐田は中央の位置から川又堅碁、山田大記、松浦拓弥の3人でのパス交換から、最後は川又が飛び出して左足で押し込んで先制。湘南は、いくつかのチャンスを作り出すもゴールを奪うことができず、90分を通してシュートが6本に終わるなど、精彩を欠いた試合になってしまった。

今節も中2日での試合。前節は負けてしまったが、10月27日に行われたYBCルヴァンカップの優勝を手にしてからホーム凱旋試合になる。ルヴァンカップでは、36分杉岡大暉の目の覚めるようなミドルシュートによる1点を守り抜いて横浜FMを下している。湘南サポーターの盛り上がりは相当なものになるだろう。選手たちのモチベーションが高いことは言うまでもない。

「湘南スタイル」とよく言われるが、それは数字でも現れている。1試合平均のチームの走行距離は、115.9kmでリーグNO.1。エスパルスは8位の113.011kmなので約3kmの差がある。しかも、前節は中2日という中での試合だったが、走行距離は116.28kmと、ここまでの平均を上回る数値を記録している。その驚異的な体力は、今節でも落ちることはないだろう。エスパルスとコンディションの差は明らかだが、油断することはできない。

ただ、エスパルスの攻撃陣は今絶好調だ。前節は11試合9得点のドウグラスが怪我で欠場の中でも、北川が4試合連続ゴールを挙げ、さらに鄭大世が19試合ぶりのゴールを決めるなど、11試合連続得点中。3連勝をしているこの3試合で計9得点を挙げているように、攻撃陣がこの好調を引っ張っている。ただ、忘れてはいけないのは、守備陣の頑張りだ。上記のように前節は六反の活躍がなければ、結果は違ったものになっていたのかもしれない。ここ3試合で1失点と、守備の安定感は増している。攻守が噛み合っているいま、エスパルスに怖いものはない。

エスパルスは、この試合に勝利して勝ち点3を積み上げると、現在16位の鳥栖との勝ち点差が13となり、無条件で今季のJ1残留が決まることになる。昨季は最終節神戸戦でギリギリ決めた残留だったが、今節はもはや手の届く位置に来た。まずは残留を確定させて、上だけを見る戦いに持ち込みたい。


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2018明治安田生命J1リーグ 第31節   
11月2日(金)19:00キックオフ 

湘南ベルマーレ vs 清水エスパルス
@Shonan BMWスタジアム平塚

<放送>
DAZN


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