7月29日（月）に静岡市の協力の下、エスパルスドリームフィールド静岡にて、保育士・教諭を対象とした指導者講習会を開催し、12名の保育士の皆様にご参加をいただきました。

講習会は、エスパルス教育事業部 今泉部長のエスパルス指導者の紹介と簡単な挨拶から始まりました。実技においては、エスパルスの指導指針に沿い、鬼ごっこ系から始まり、動きづくり系・ボールフィーリング系・ゲームと進んでいき、サッカーを通じて身体を動かす楽しさを体感していただくよう配慮して行いました。

緊張した面持ちで参加されていた先生方も、鬼ごっこ系で気持ちもほぐれてきた様子で楽しんで参加されていました。鬼ごっこ系では特に観て動く、反応する、仲間と協力することを伝えていきました。また動き作り系、ボールフィーリング系では普段エスパルス巡回サッカー教室で子どもたちが実践している「様々なステップワーク」、「手でボールを扱う」ことや「足でのボールタッチ・ドリブル」を行いました。先生方は「ボールと身体の一体感」が思った以上に難易度が高いと感じている様子でしたが、笑顔も交え楽しく取り組んでいただきました。最後のゲームは白熱した展開となり、見ごたえのある試合でしたが、得点を奪った後に仲間とハイタッチするなど、協力して戦うことの意義を感じ取っていただけたのではないかと思いました。

また講義では今泉部長が、現代社会の中での外遊びの減少が子どもたちの体作りや動き作りに支障をきたしていること、そのためにエスパルスがお手伝いできることの提案や、この年代の特徴、子どもとの関わり、成長過程の把握などの話をして、2時間という短い時間でしたが、内容の濃い充実した情報交換・意見交換の場となりました。

最後になりますが、ご参加いただいた先生方、ご協力いただいた静岡市スポーツ交流課ホームタウン推進係の皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。