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【C大阪戦プレビュー】~ホーム3連戦の初戦。まずは1勝へ~

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エスパルスの前節はダービー。すでにルヴァンカップで磐田に1勝しているが、ここで選手たちは発奮した。36分、自陣からのFK。六反勇治のロングキックを鄭大世が競り合うと、ボールはゴール前にこぼれる。相手ディフェンスが高く蹴り上げたボールを、鄭大世が頭で押し込んでエスパルスが先制。後半に入ってもエスパルスが優勢に進め、58分には相手の自陣のパス回しを中村慶太がカットするとスルーパス。これを北川航也がタイミング良く抜け出し、カミンスキーの足下を狙ってゴールに決めた。71分に、クロスからロドリゲスにゴールを決められて1点差に迫られるが、この失点で下を向くことなく最後まで耐えたエスパルスは、これで今季初勝利となった。

エスパルスは、ようやく1歩前進。鄭大世や立田悠悟が試合後に号泣するなど、苦しんだ時間が長かったからこそ、喜びは大きかったようだ。これで自信をつけた選手たちは、今節ホーム初勝利を狙うことになる。

一方、C大阪の前節は札幌戦。C大阪前半の最大のチャンスは41分だった。ソウザの直接FK、強烈な弾道でゴールに向かうがバー直撃。得点のチャンスを逃し、前半を0-0で折り返すことになった。後半に入っても、ソウザが相手に囲まれながらもミドルシュートを放つが、ク ソンユンがセーブ。そこから札幌の怒涛の攻撃をGKキム ジンヒョンが体を張って何度も食い止めたが80分だった。福森晃斗のCKにファーから進藤亮佑が合わせると、アンデルソン ロペスが詰めるが、ボールはそのままゴールイン。これが決勝点になり、C大阪は勝ち点を奪うことができなかった。

C大阪は、ここまで2勝。さらに7試合で5得点と得点力不足に苦しんでいる。今季札幌から加入した都倉賢は1ゴール、元日本代表の柿谷曜一朗も1得点と、前線の攻撃陣がまだ力を発揮できているとは言えない。昨季東京VをJ1参入プレーオフ決定戦まで導いた名将ロティーナ監督を招聘し、スペイン流のパスサッカーを目指しているが、今はまだその途中。ただ、歯車が噛み合うと驚異になることは間違いないだろう。前線にタレントを擁するC大阪の攻撃陣は警戒が必要だ。

昨季、第16節ホームC大阪戦では、金子翔太のCKのこぼれからファン ソッコのスーパーゴール。さらに相手のクリアを北川がブロックして、そのままゴールに押し込み2点目。最後は金子がGKをかわしたクロスを、クリスランが豪快なヘディングで押し込んで3得点。守っても守備陣が粘りを見せ、昨季初めての完封試合となった。今季これまで17失点は依然リーグ最多。ここまで完封試合が1試合もない。エスパルスはホームで2敗しているが、その2試合は2-4、1-3とどちらも失点が多い。この試合は、昨季の試合の再現を狙いたい。

ここから今節を含め、9日の間にアイスタで公式戦が3試合行われることになる。最初に1つ勝てば、勢いに乗ることは間違いない。すっきりした試合をホームのサポーターに見せて、序盤戦の遅れを一気に取り返したい。


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2019明治安田生命J1リーグ 第8節   
4月20日(土)15:00キックオフ 

清水エスパルス vs セレッソ大阪
@IAIスタジアム日本平

<放送>
DAZN/エフエムしみず

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