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【G大阪戦プレビュー】~ゴールデンウイーク明けの大阪、背水の陣で戦う~

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負ければ、磐田と松本の試合結果によってはグループリーグ敗退の可能性が高くなる今節。この状況でアウェイG大阪戦には勝利が必須となる。

エスパルスのルヴァンカップの成績は、ここまで4戦を終えて1勝2分1敗、勝ち点5でDグループ3位となっている。先月24日に行われた前節松本戦は2-2のドロー。21分に山本龍平のクロスに溝渕雄志が合わせて早々と先制を許し、さらに23分にセルジーニョのCKに中央でエドゥアルドに合わされ、先制からわずか2分間で追加点を奪われるという難しい展開となった。しかし、試合はここからだった。43分には、二見宏志のロングボールにドウグラスが落とすと、滝裕太がワントラップから右足の強烈ミドル。雨で濡れたネットに突き刺した。さらに攻め続けるエスパルスは、六平光成の縦パスをエリア内で受けた楠神順平が反転からシュート。このスーパーゴールが決まってエスパルスは前半のうちに同点に追い付いた。

後半にはコーナーキックから立田悠悟の落としに、北川航也が頭で押し込んだもののゴールが認められないなど、チャンスを作りながらもゴールを奪えなかった。振り返るとG大阪戦でも前半で相手が1人少なくなった中で、後半は一方的な展開となったが勝負を決める追加点を奪うことができずにドローとなっている。この試合ではフィニッシュの精度という課題を克服しなければいけない試合になるだろう。

G大阪は前節のリーグ戦ではFC東京と対戦した。首位で、現在波に乗るチームに対して、G大阪はキャプテンで、守備の柱でもある三浦弦太を外すという大胆な策に出た。10分にアデミウソンがワンツーで抜け出してシュートを放つなど積極的に攻める。逆に20分には、ゴール前でディエゴ オリヴェイラにボールが渡るピンチにも、ディフェンスが体を張って防ぐなど、互角の前半。後半に入って、52分にはファン ウィジョの強烈なFKでゴールを狙うもこれもGK林彰洋がセーブ。終盤はFC東京に攻め込まれる時間もあったが耐え抜き、0-0のドローで勝ち点1を手にした。

G大阪は、リーグでエスパルスに次いで失点数が多いチームだが、リーグではそこがようやく改善されていることを示した。だがエスパルスの方は、リーグ前節鹿島戦では力なく3失点を喫している。次節の相手がリーグ屈指の攻撃力を誇る川崎Fであることを考えると、このカップ戦から何らかの変化を見せたいところだ。

リーグでは現在連敗中。順位も、J1 J2プレーオフ圏内の16位に落ちてしまった。チームとして流れを変えるため、この試合を大事にしなくてはいけないことは間違いない。「良い内容だった」だけではなく、チームとしても、また個人としても結果を残さなければいけない試合になる。チームを勢いづかせるために、カップ戦に出場する選手たちの奮起が期待される。


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2019JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第5節   
5月8日(水)19:00キックオフ 

ガンバ大阪 vs 清水エスパルス
@パナソニックスタジアム吹田

<放送>
スカパー!

公式モバイルサイトでの『LIVEテキスト速報』でもお楽しみいただけます。 

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