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【長野戦プレビュー】~元日の国立決戦に向けて好スタートを切る!~

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またこの時期がやってきた。今年で99回目となる天皇杯。エスパルスとしては、昨季2回戦の今治には1-0で勝利したが、3回戦の甲府戦で0-1で敗れてしまった。カテゴリーが下の甲府だったが、このようなジャイアントキリングが起こりうるという怖さのある大会だ。今回の大会では勝ち進めば、来年1月1日新国立競技場のこけら落としの試合になる。今年こそは、その舞台まで勝ち上がりたいところだ。

エスパルスはリーグ前節、アウェイ鳥栖だった。鳥栖はフェルナンド トーレスが7試合ぶりに先発メンバーに復帰。9分に原川力に直接FKを決められるが、その5分後に、右サイドの金子翔太のクロスを高橋祐治がクリアミス。キーパーの前にボールが転がると、ドウグラスが落ち着いて決めて同点に追いつく。しかし、その2分後には安 庸佑のクロスにトーレスが頭で押し込んで突き放されると、その直後にも同じような形で失点していまう。それでもエスパルスは、西澤健太のコーナーキックからヘナト アウグストがねじ込んで1点を返す。後半にメンバーやシステムを変更しながら同点の機会をうかがうが、65分に高橋秀人に決められて万事休す。篠田善之監督就任後、ここまで負けなしが続いていたが、ついに初黒星を喫することになった。

ここで前半戦が終了することになったが、最後まで失点が止まることはなかった。後半戦に守備の堅いチームに変貌するためにも、その前に行われるこの天皇杯を1つのきっかけにしたいところだ。

今回の2回戦の対戦相手はJ3長野。その長野の1回戦は、新潟県代表の新潟医療福祉大と対戦した。GK以外はリーグ戦と同じメンバーで臨んだが、試合は苦戦することになった。両チームともにチャンスを作るという展開。むしろ、後半は新潟福祉大にペースを握られる展開になった。それでも、83分だった。左サイドの内田恭兵にクロスに三上陽輔が詰めて、これが決勝になった。長野は辛くも2回戦進出を決めた。

長野は現在J3最下位。14試合を終えて、失点は19とそれほど大きく崩れている訳ではないが、得点12は、リーグで下から2番目の数字。前節はG大阪U-23 戦だった。その前の節で、Y.S.C.C.横浜に0-3で敗れたチームは、この試合で先発を8人入れ替えて臨んだ。しかし、20分にはGKからのショートパスを奪われると、右サイドの奥野耕平のクロスがディフェンスに当たってオウンゴール。先制を許してしまう。さらに23分には川﨑修平のクロスが内田のハンドとされG大阪にPK。ところが、これはキッカーの髙木彰人が枠を外して事なきを得た。これで流れが変わり長野が攻勢に出る。42分には左サイドで起点を作ると、山口真司のクロスに三上陽輔が合わせて同点に追いついた。しかし、77分にはPKを外した髙木が縦パスを華麗なターンで前を向くと、冷静にゴールに流し込んだ。

これで長野は3連敗。チーム状態としては良くないのかもしれない。それでも侮ることなく、いつものエスパルスらしいサッカーを見せて安定した勝利で次に進んでいきたい


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天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会 2回戦   
7月3日(水)19:00キックオフ 

清水エスパルス vs AC長野パルセイロ
@IAIスタジアム日本平

<放送>


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