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【広島戦プレビュー】~約1ヶ月ぶりのアイスタ。サポーターの大声援で1つでも上に~

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今季の開幕戦と同じカード。キャンプから万全の状態で挑み、北川航也のゴールで先制するなど幸先の良い滑り出しだったが、後半は劣勢となりエミル サロモンソンのスーパーゴールで同点に追いつかれてしまった。その決着をここでつけることになる。

エスパルスの前節は、6日の浦和戦。エスパルス10位に対して浦和13位、勝ち点差は3しかない。この負けられない状況で、先制したのはエスパルスだった。19分に、二見宏志のロングスローのこぼれ球を河井陽介が頭で落として、ドウグラスの強烈なボレー。これが見事なコースに決まって先手を取った。しかし前半終了間際、相手陣内でボールを失いカウンターを受けると、興梠慎三に決められて同点にされる。その悪い流れのまま後半に入ると、前半にアシストを決めた橋岡大樹に決められて逆転負けとなった。一番失点をしてはいけない時間帯に失点をしてしまうなど、試合運びに問題が出てしまった。

一方、広島の前節の相手は神戸。試合は打ち合いとなった。5分、森島司の折り返しから稲垣祥が強烈なシュートで広島が先制。しかし、19分には、ビジャのロングパスに古橋亨梧が反応。裏に抜け出して冷静に流し込んで神戸が追いつく。それでも、39分に再び稲垣が決めて引き離すと、42分にドウグラス ヴィエイラのPK失敗もあったが、広島1点リードで後半を迎える。65分に大崎 玲央の退場で数的優位となった広島は、森島が直接FKを沈めてリードを広げる。だが、75分に投入された田中順也がその2分後にゴールを決めて再び1点差に詰め寄る。それでも、84分に川辺駿のゴールが決まると、勝負あり。広島が後半アディショナルタイムに2点を追加して6-2と大勝した。

広島は、第26節横浜FM戦では0-3と完敗したのみで、後半戦に入ってまだ1敗しかしていない。第17節終了時点で9位だったが、現在は4位川崎Fと勝ち点で並ぶ5位まで浮上している。その躍進を支えているのは守備の堅さだろう。総失点数24は鹿島と並んでリーグで3番目に少ない。前節のような大勝はまれで、少ないゴールでも確実に勝利に結びつける力がある。得点数はエスパルスと同じ60得点。広島との順位の差は、この守備にあると考えて良いだろう。

ただ、広島の守備陣を崩すことができないかというと、そんなことはない。前節ゴールを決めたドウグラスは、練習でバイシクルシュートを決めるなど体は動いている。さらに、エスパルスに来てから初めての古巣対決になる。「広島にいた頃は、自分の中で幸せな時間だった。もちろん感謝しているが、今はエスパルスにいる。だから、考えは1つしかない。それは勝利すること」(ドウグラス)と意気込んでいる。昨季マークした11得点を超えて、現在12得点。ここからさらに得点を伸ばしてくれることだろう。

9月13日の第26節名古屋戦以来のホームアイスタでのゲーム。プレーオフ圏の16位鳥栖までの勝ち点差が4に迫られたいま、サポーターの大声援が必要だ。そうすれば、選手たちはその期待に応えてくれるだろう。翌々節のダービーに向けて、この試合で弾みの付く勝利を見せたい。


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2019明治安田生命J1リーグ 第29節   
10月19日(土)14:00キックオフ 

清水エスパルス vs サンフレッチェ広島
@IAIスタジアム日本平

<放送>
DAZN/静岡放送/エフエムしみず

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