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【鳥栖戦プレビュー】~様々な意味の詰まった試合。1勝以上の価値をつかもう!~

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天皇杯も、ついに準々決勝を迎える。

エスパルスにとっての天皇杯初戦となった2回戦長野戦は、後半アディショナルタイムの河井陽介のゴールで辛くも1-0で勝利。3回戦は福岡戦、台風が接近している中で行われた。25分に、滝裕太の折り返しを楠神順平が押し込んで1-0の勝利。4回戦は、ヤマハスタジアムで磐田とのダービー。1点先制されたものの、後半アディショナルタイムのオウンゴールで1-1に。延長でも決着がつかず、PK戦に突入すると、西部洋平が2本のセーブを見せて勝利した。ここまでの道のりは、決して楽なものではなかった。

相手は鳥栖。リーグ第17節のアウェイゲームでは、苦い思い出がある。試合前にフェルナンド・トーレスが引退を宣言し、スタジアムはトーレス一色という雰囲気。9分に、原川力の直接フリーキックで先制されるが、14分に右サイドから金子翔太のクロスがゴール前でこぼれると、ドウグラスの巧みなステップでGKを外してゴールに押し込み同点。しかし、直後に安 庸佑のクロスにトーレスが頭で合わせ突き放されると、その4分後にも同じような形でトーレスの連続ゴールが決まった。エスパルスも、コーナーキックからヘナト アウグストのゴールで1点を返すが、後半に入って高橋秀人のゴールを追加され2-4で敗れた。エスパルスとしては、「借りを返しに行きたい」(篠田善之監督)という思いがある。

また、この試合でやらなければいけないことがある。リーグここ2試合、逆転負けが続いており、その流れを変えなければいけない。第28節浦和戦は、ドウグラスのゴールで先制したものの、前半アディショナルタイムに追いつかれて、後半に逆転ゴールを許した。また前節広島戦、ドウグラスのゴールで先制し、今度は前半を1-0で終えることに成功したが、後半の開始早々に同点に追いつかれると、80分にドウグラス ヴィエイラに逆転ゴールを決められた。リードしてからの戦い、それがこの試合で問われることになる。

一方、鳥栖のリーグ前節は磐田戦。残留を争うチーム同士の対戦となった。試合は、イサック クエンカが金崎夢生とのワンツーで抜け出し、GKと1対1になると技ありのループシュートで先制。それでも、磐田が粘りを見せて前半アディショナルタイムにルキアンのゴールで同点に追いつく。後半に入って、金崎が67分にボックス内でボールを受けると、ディフェンスに囲まれながらキープして、強引にシュートを放ってゴールを奪い取った。気合のゴールとなったが、84分にアダイウトンのバイシクルが決まって試合はドロー。この結果、鳥栖は現在公式戦4戦負けなしとなっている。順位もプレーオフ圏を抜け出して、15位に浮上している。

鳥栖とはリーグ最終節で対戦する。考えたくもないことだが、残留争いが最終節まで続いていた場合、その試合の勝敗が大きく影響することもありうる。そう考えると、この試合に勝利して、相手に心理的なプレッシャーを与えることも大事になるだろう。

このように、とてつもなく大きな意味を持つ一戦。勝利で1勝以上の価値を手にしたい。


 公式モバイルサイトでは、篠田善之監督と選手の試合前日コメントを公開!! 


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天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会 準々決勝
10月23日(水)19:00キックオフ 

清水エスパルス vs. サガン鳥栖
@駅前不動産スタジアム

<放送>
スカパー!(スカチャン1 ch.801/581)

公式モバイルサイトでの『LIVEテキスト速報』でもお楽しみいただけます。 

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