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【神戸戦プレビュー】~平岡監督の初陣で、8試合ぶりの勝利を!~

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1日、ピーター クラモフスキー監督が契約解除され、平岡宏章コーチが監督に昇格した。ただ、大熊清GMが「体制が変わっても、『攻守に主導権を握って、アグレッシブにハードワークをして、ゴールに向かう』ということを変えずに行く」と話しているように、目指すサッカーはこれまでと同じ。そのアプローチが変わることになる。

ここまで25試合を終えて、3勝5分17敗とエスパルスは例年になく苦しんでいる。しかし前節柏戦では、明るい兆しが見てきたと言えるだろう。エスパルスは序盤から猛攻を仕掛け、2分にカルリーニョス ジュニオがシュートを放つと、そこからシュートを積み重ねることになった。それでも、なかなかゴールを割ることができなかったのが、この試合を難しくさせた。相手を上回る7本のシュートが空砲に終わると、後半から相手の攻撃を受ける結果になってしまった。だが、この日はけがから復帰のエウシーニョ、ファン ソッコをディフェンスラインに加えた4バックを中心に、ほとんどチャンスを作らせることなく、さらに梅田透吾のファインセーブも光った。

ゴールが遠く、奪った勝ち点は1に終わった。だが、今季3度目となるクリーンシートは選手たちに自信を与えたはずだ。監督が代わったとしても、その自信は次に生きることは間違いないだろう。平岡新監督は、その戦いを引き継いで今節に臨むことになる。

一方の神戸は、第25節を9月16日に終えているため、直近の試合は10月28日の第30節仙台戦。神戸は三浦淳寛監督が就任した直後から3連勝と調子を上げたが、そこから4戦未勝利と苦しんでいた。前半を0-0で終えるも、後半に入って神戸の自慢の攻撃陣が牙をむく。後半開始すぐとなる47分に古橋亨梧のゴールで先制すると、その4分後にも郷家友太がゴールを決めてリードを2点に広げる。しかし、53分に長沢駿のゴールで1点返されると、76分に飯尾竜太朗のゴールでついに同点。流れは仙台に傾きかけていたが、それを一変させたのはあの男のゴールだ。右サイドの西大伍のクロスに、ドウグラスがドンピシャのヘッドで勝ち越し。結果、このゴールが決勝点となって神戸は5試合ぶりの勝利を挙げた。

エスパルスと神戸の前回対戦では、古橋、ドウグラスにゴールを決められて1-3の敗戦。この2人は、上記の通り直近の試合でゴールを決めており、やはり警戒しなければいけない選手となる。ただ、付け入る隙があるとすれば、神戸はリーグワースト2位の49失点を喫していることだろう。ここ2試合でエスパルスが1失点に抑えているのに対して、神戸は2試合で5失点と止まらない。前節のように試合の入りを上手く決めて、先制ゴールを上げることができれば勝利には近づくことになるだろう。

神戸が中5日であるのに対して、エスパルスは中2日しかない。しかも監督が変わったばかりというタイミングのため、準備をすることも難しいかもしれない。しかし、平岡監督が求める「戦う気持ち」は見せることができる。その強いメンタルで、ホームのサポーターに勝利を届ける。



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2020明治安田生命J1リーグ 第26節   
11月3日(火)15:00キックオフ 

清水エスパルス vs. ヴィッセル神戸
@IAIスタジアム日本平

<放送>
DAZN/エフエムしみず

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